働き方改革の成否を握る2つの要因の使い方

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■ 音声付きメールマガジン【優先順位のツボ】■

2018.10.2 Vol.915
本日のテーマ:

働き方改革の成否を握る2つの要因の使い方

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◆1・ 昨日のこと
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金融機関を通じて依頼された
企業のコンサルのため、

大分県の西部地域日田まで
片道1時間30分をかけて
移動しました。

1社だけだとモッタイナイので
今回は2社。

経営者の悩みは様々ですが、

見えない不安を見えるようにして
あげるだけでも、

何が問題で
何に取り組まなければならないのか

ハッキリします。

来てよかった

と思うのは、

キリが晴れたような顔になる
経営者を見た時ですね。

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◆2・ 本日のテーマ

働き方改革の成否を握る2つの要因の使い方

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アメリカの臨床心理学者
フレデリック・ハーズバーグが
提唱した

動機づけ・衛生理論

仕事に満足をもたらす要因
「動機づけ要因」と

不満をもたらす「衛生要因」は

異なるという考え方です。

衛生要因が満たされないと
不満がつのり、

労使トラブルや退職に
つながってしまいます。

その代表は給与。

同業他社と比べて給与が
低かったり、

残業しても未払いだったり
すると問題が発生し、

退職します。

無駄な長時間労働なんかも
そうです。

ところが、

この衛生要因が満たされた
からといって、

モチベーションが上がるわけ
ではありません。

給与は自分が頑張って
勝ち取ったモノ。

また、残業が無い会社の
社員が生き生き働いているとも
限らないのです。

一方で、

仕事に対するモチベーションは、

目標を達成することや
認められる(承認)こと

やりがいのある仕事そのもの。

これが動機づけ要因です。

衛生要因と比べると費用は
かかりませんが、

メンドクサイし
時間がかかるので、

手っ取り早く衛生要因で
解決しようとしても、

それだけでは改革が進まず
業績も上がらないので、

尻つぼみになって終わっていく
という最悪のパターンが
繰り返されるわけです。

働き方改革の成否は、

この両輪をバランスよく
進めていくことなのです。

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◆3・ 編集後記
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さて、いよいよ明日から
県と労働局の共催で

「働き方改革セミナー」が
県内6か所で開催されます。

力の限り話してきます。