今だからこそ、労使でベクトルを合わせる。

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■ 音声付きメールマガジン【優先順位のツボ】■

2020.7.7 Vol. 1,559
本日のテーマ:

今だからこそ、労使でベクトルを合わせる。

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◆1・ 昨日のこと
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土日は野球三昧だったので、

週の振り返りとプランニングは
朝イチで実施。

月曜日の午前中はスケジュ-ルを
ブロックすることで

対外的な予定を入れないようにしています。

これにより、

私の場合は日曜日の夜のドンヨリとした
重たい空気感は無くなりました。

午後からは、
県の働き方改革推進会議に委員として出席。

県知事や労働局長を中心に
政労使の代表が集まる、

緊張感の高い会議の1つです。

2020年登壇記録集計中
27回
参加者累計877名

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◆2・ 本日のテーマ

今だからこそ、労使でベクトルを合わせる。

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いわゆる働き方改革関連法が
本格的に施行されたのが昨年4月。

来年の4月には中小企業にも
同一労働同一賃金が適用になります。

ここで少しだけ立ち止まって、

何のために働き方改革は必要なのかを
考えてみたいと思います。

労働力人口の激減への対応

長時間労働の削減

生産性の向上・・・。

立場によって見方は変わるので
唯一の正解は無いでしょうが、

目的意識の統一は必要です。
少なくとも会社内では。

経営者と従業員でベクトルを
合わせておかなければ、

シラケてしまって
確実に自然消滅するからです。

私は、

働く全ての人(経営者も含む)の
「幸せ」のために
働き方改革があると確信しています。

長時間労働の削減や生産性の向上は
その為の対策です。

なので、仮説でしかありません。

効果があったのかを検証する
必要があります。

少なくとも働き方改革とセットで語られる
「生産性の向上」という言葉には、

大半の人はピンときていないと思います。

話を戻します。

人が行動する理由は2つしかないと
言われています。

1つは、得られる利益。

働き方改革では、

定着率やモチベーションの向上
というところでしょうか。

2つ目は、避けられる損失

同様に、過重労働や風土悪化、
離職の防止は避けられるかもしれません。

ここで問題が・・・。

この2つには、

従業員が求める
大きなメリットが少ないのです。

だからこそ、

働く全ての人の“幸せ”のためという
共通の目的を軸足に置かないと、

うまくいかないのです。

そういう意味で「帰る理由」は必要で、

そこが欠けると残業削減にも抵抗する
従業員が出てくるというわけです。

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◆3・ 編集後記
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これからは、

多様な働き方を選択できる会社は
人材獲得にも困らないでしょうね。

テレワークの仕組みが無い会社は

そもそも、学生から選ばれない時代に
なりつつあるようです。