なぜスポーツ界から体罰が無くならないのか。

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■ 音声付きメールマガジン【優先順位のツボ】■

2018.11.17 Vol.961
本日のテーマ:

なぜスポーツ界から体罰が無くならないのか。

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◆1・ 昨日のこと
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社労士法制定50周年の
記念式典に出席してきました。

このような一生に一度しか
体験できないイベントでも
参加しない会員が多数います。

本当にモッタイナイ。

それにしても、

この50年で社会や労働環境は
大きく様変わりをしました。

行政手続きの書類作成や提出代行が
中心だった時代から、

個別労働紛争の増加
ハラスメント
働き方改革・・・などなど、

社労士が活躍できる範囲は
広がり続けています。

だからこそ、何が得意なのかを
発信しなければ、

その他大勢に飲み込まれて
いくだけです。

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◆2・ 本日のテーマ

なぜスポーツ界から体罰が無くならないのか。

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名古屋にある高校で
野球の指導者による体罰が発覚し、
大問題となっています。

残念ながら

これは特別なことではなく
そして野球界だけでもなく、

昔から繰り返されてきました。

なぜ無くならないのでしょうかね。

指導者の八つ当たり
という場合もあるでしょう。

ですが、多くは「簡単」だからです。

殴ったり、蹴ったりする方が、
根気強く説明するより手っ取り
早いのです。

短期的には成果は出るでしょう。

甲子園にも行けるかも
しれません。

でも、長期的にみると、
人間関係は破たんします。

それは指導者と選手だけではなく
親と子、上司と部下の関係も同じ。

相手が変えられる存在だという
間違った認識を持っていると、

変わらない相手にイライラし
立場の優位性を背景にして、

強引に変えようとします。

それが、

体罰だったり、虐待だったり、
パワハラだったりと

悲惨な事件につながって
しまうのです。

変えられない

でもアキラメルわけには
いかない存在

成長してもらわないと
ならない存在には、

本人が変わろうという選択を
促すような違うアプローチが
必要だというわけです。

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◆3・ 編集後記
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明日は大分商工会議所の
創業セミナーに登壇します。

私の担当は労務管理

カチカチの話をします。