創業時にこそ経営理念をしっかりと作り込む

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■ 音声付きメールマガジン【優先順位のツボ】■

2018.11.12 Vol.956
本日のテーマ:

創業時にこそ経営理念をしっかりと作り込む

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◆1・ 昨日のこと
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久しぶりに「仕入れ」で出張して
きました。

私のような仕事はモノの仕入れ
ではなく、

形の無い「知識」が武器です。

常にブラッシュアップして
いかなければ、

たちまち取り残されてしまいます。

この2日間は、新たな戦略の
ヒントになる貴重な時間でした。

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◆2・ 本日のテーマ

創業時にこそ経営理念をしっかりと作り込む

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実は私、

創業者支援も行っています。

何ごとも最初が肝心なのです。

ところが、

どうしても労務は後回しに
なってしまうので、

気がついた時には手直しが
大変な状態になっている

というケースが多いのです。

せっかく事業が軌道に
乗ったのに、

足かせになるのは
モッタイナイですよね。

なので、

入退社の手続き

労働時間管理

給与計算

・・・などなど。

要は労務管理の形を作る
お手伝いをします。

それともう1つ。

経営理念や行動指針の策定です。

これ、大事です。

当面は創業経営者だけで
雇わないということであれば、

経営理念だけでも良いでしょう。

経営理念は事業の目的です。

何のために会社が存在して
何の価値を社会に提供するのか
ということを文字にするのです。

これが無いと誤解を恐れずに
言えば、

食品偽装のような社会を震撼させる
事件が起きてしまいます。

会社、つまり経営者だけが
儲かればいいというわけですが、

そんな会社は存続できませんよね。

一方で、顧客重視はわかりますが

あまりにもそれが過ぎてしまうと
例の大手広告代理店のような
事件が起きてしまいます。

顧客のために社員を犠牲にして
しまうような会社も存続できません。

視点として大事なのは

会社、顧客(社会)、
そして忘れてはならないのが

「社員の幸せ」

私の周りにも、ごくわずかですが
経営理念に「社員の幸せの追求」と
入っている会社があります。

その会社の施策(取組)は素晴らしく
社員がイキイキ働いています。

目線が社員に向いているから
当然ですよね。

創業時に作り込んだ経営理念は

表現は変わっていっても
軸はずっと変わらないものです。

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◆3・ 編集後記
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私は3年前から行政手続きの
代行を辞めました。

社会保険労務士にとっては
法律で保障されている
メインの業務となるので、

相当な勇気が必要でしたが
決断をして本当に良かったと
思っています。

それは電子申請が主流に
なり始めている手続き業務が、

近い将来、

国が考えている構想が本格化すれば
不要になりそうだからです。