やっぱり給与計算は難しい？

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

■ 音声付きメールマガジン【優先順位のツボ】■

2018.8.10　Vol.862
本日のテーマ：

やっぱり給与計算は難しい？

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

このメールマガジンは音声でも配信しています。

ご視聴はこちらから・・・

 

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

◆１・　昨日のこと
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

給与計算について、

正しく計算されているのか
確認して欲しいという
ご依頼があり、

早速、調査。

経験上、賃金台帳を
パッと見るだけで違和感に
気がつきますが、

昨日も会社も違和感アリアリ（笑）

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

◆２・　本日のテーマ

やっぱり給与計算は難しい？

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

給与計算は、

ほとんどの場合・・・、
間違っています。

あっ、言っちゃった（笑）

給与計算のミスは
労働基準監督署の調査でも
無い限り、

通常は表面化しません。

正確に理解している人が
社内に少ないからです。

かくいう私も

サラリーマン時代は手取り額
しか見ていませんでした。

経営者にしても、

そもそも間違っていないと
思っているし、

いや、間違っているかも
しれないけれど、

間違いがわかって過去に遡って
差額を支払うのは怖いので、

黙っています。

誰もがわかっているフリを
しているのです。

要因の１つは知識です。

給与計算は体系立てて学ぶ
機会がほとんどありません。

先日も、

とある会社の賃金台帳を
見ていたら、

月給者の社員に対して

年次有給休暇を取得した日に
給与が支払われていました。

これって当たり前と思いますか？

通常は、月給者の場合、

１日分を欠勤控除して、
１日分の有給を加えるので、

プラマイゼロのチャラです。

今回のミス（というより
知らなかったのですが）

月額の給与にプラスして
有給分を支払っていました。

休むと給与が増えるのです（笑）
何て良い会社なのでしょう。

もちろん法違反には
なりませんが

知らなくて

支給していることが
問題なのです。

知らないことは出来ない
ということですね。

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

◆３・ 編集後記
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

お盆休みということでも
ありませんが、

１週間（途中で１日は出ますが）
夏休みをいただきます。