他人が作ったスライドでは話せない理由

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■ 音声付きメールマガジン【優先順位のツボ】■

2021.8.16 Vol. 1,964
本日のテーマ:

他人が作ったスライドでは話せない理由

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◆1・ 昨日のこと
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なかなか疲労が抜けないので
マッサージへ。

気になっていた箇所をグリグリしてもらい
少しスッキリしました。

昨日は本来であれば家族旅行の日でしたが
豪雨の影響で中止したので、

期限ギリギリ(15日まで)の
クーポン券を使って

家族と少し豪華な外食をしました。

2021年登壇記録集計中
61回(全累計788回)
参加者年累計1,568名

2021年読書数集計中
7月12冊(累計95冊)

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◆2・ 本日のテーマ

他人が作ったスライドでは話せない理由

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今でこそ、
年間に100回程度の登壇機会を
いただいていますが、

当初はおっかなびっくりで
依頼を受けていました。

以前は緊張で背中が痛くなることも
多かったですね。

不思議とある時点から慣れました。

「どうすれば緊張しないで話せますか?」
と聞かれれば「経験」です!
と答えたいところですが、

それだけだと再現性がありませんので
もう少し解説します。

大切なのは「何を話すか」
そして「どう話すか」

ここが決まっていれば比較的落ち着いて話せます。

活舌や声の大小は何とかなります。

私の場合は、
ざっくりとした構成を考えてから
スライドを作ります。

資料(スライド)なんて無い方が良い
という講師の方もいますが、

私レベルでは心許ないので必要です。

特に気をつけているのが、
スライドとスライドのつなぎ方。

しっかりと考えた事例でつなぎます。

例えば、農業には労働基準法上の
特例が残っています。

割増賃金が必要無いのは特例の代表。

先に割増計算のスライドを見せ、
実は農業はこれが必要無いことを伝えます。

そして、ここから採用の話につなげます。

他の産業ではこのような割増を支払っている。

求人難の状況の中、

割増を支払うか支払わないか
しっかりと考えてから選択することで
求人の内容も変わってくる。

こんな流れで話すと
身を乗り出して聞いてくれます。

労務管理の話は法律が中心なので
話すことは決まっていると思うかもしれませんが、

事例の使い方で伝わり方がまるで違うのです。

特に、前後の話に関連性が無かったり、
矛盾するようなことを話してしまうと
受講者は「ん?」となるので、

事例でつなぐようにしましょう。

他人が作った資料で話すのは
本当に難しいのは、

何の事例でつなごうとしたのかが
わからないからです。

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◆3・ 編集後記
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疲労が少し抜けたかな。

左肩から背中の凝りがひどくて
呼吸が浅くなり、

疲労感を併発していたように思います。