フラリーマンには帰る理由が無い。

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■ 音声付きメールマガジン【優先順位のツボ】■

2021.3.11 Vol. 1,806
本日のテーマ:

フラリーマンには帰る理由が無い。

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◆1・ 昨日のこと
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朝ジムは6時過ぎから1時間。

終了後、身支度を整えて
国東(くにさき)まで移動。

午前中は農業の労務管理について支援し、
午後からは自治体の職員研修に登壇しました。

終了時点で16時過ぎ。

これから帰るのかと思うと
私にとっては絶望的な距離でしたが、

休み休み運転し、ようやく到着。

リモートに慣れた今、
長距離運転はキツイ。。。

2021年登壇記録集計中
16回目
参加者14名(累計304名)

2021年読書数集計中
2月5冊(累計21冊)

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◆2・ 本日のテーマ

フラリーマンには帰る理由が無い。

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私は、会社員時代も独立してからも
残業前提で働いていました。

上司や先輩社員が残っている中では
帰りづらい雰囲気もありましたし、

頑張っている自分をアピールする
という側面もあったように思います。

ただ、一番大きな要因は、
帰る理由、帰ってからやりたい何かが
無かったからだと確信しています。

経団連の元会長で
「メザシの土光」で有名な土光敏夫さんは、

その著書の中で

「会社での8時間を懸命に働くのは当たり前で、
当たり前でないのは会社が終わってからの時間を
どう過ごすのかである。」

という言葉を残しています。

ワーク・ライフ・バランスなんて
言葉はもちろん無かった時代に
猛烈な働きぶりを評価され、

行政改革の先頭に立った方です。

仕事が終わっても、読書をしたり、
勉強をしなさいという意味でしょう。

私なりの解釈ですが
「職場だけが仕事場ではない」ということを
言いたかったのではないかと思っています。

毎日同じ同僚と、同じ席で、同じ話をしていては、
イノベーションなんて生まれないのです。

この場合の「勉強」とは
机に向かって学ぶことだけではありません。

趣味に没頭することだって、
仕事と関係無い資格の勉強をすることだって、
子供と遊ぶことだって、

全ては勉強、そして仕事につながります。

だからこそ、職場を出た後に
「やろうと思えること」が無ければ、

フラフラと寄り道しながら帰る
フラリーマンになるのがオチ。

働き方改革で残業が減り、有給の取得が増えても
「帰る理由」が無ければ本質は変わらない

というわけです。

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◆3・ 編集後記
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今日は東日本大震災の日から10年の節目の日。

明日が来るかわからないのは今でも同じです。

時間の重みを感じながら、
今日という一日を大切なことに使い切ろうと
思います。