採用での情報のズレは致命的です。
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■■ 音声付きメールマガジン「優先順位のツボ」 ■■
2017.6.1 Vol.427
本日のテーマ:採用での情報のズレは致命的です。
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◆1・ 昨日のこと
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午後から、
とある企業で
研修の打ち合わせ。
管理職対象の
労務管理4回コースを
ご依頼いただきました。
終了後に雑談をしていると、
採用がとにかく大変だ
という悩みが。
面接に来てくれる求職者も
少なければ、
入社しても
すぐに辞めてしまう人が
多いということでした。
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◆2・ 採用での情報のズレは致命的です。
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今日は6月1日。
新卒に対する面接の
解禁日です。
大分県内の求人倍率は
1.43倍で、
求職者にとっては
チャンスですが、
会社は大変。
労働力人口の減少は
加速していくわけで、
緊急で対応しなければ
ほんの10年後は、
一緒に働く仲間がいなくなり、
会社を閉めなければならない
状態になるというのは、
笑い話では済まされない
現実的な事態となっています。
時代も変われば、
学生も変わります。
就職氷河期では、
「とにかく頑張ります!
残業、休日出勤
何でもやります!」
だったのが、
売り手市場の今では、
面接で、
有給休暇の取得率や福利厚生、
会社の雰囲気などを
直接聞いてくるとのこと。
時代が違うのですから、
嘆いていても仕方がありません。
求職者が求めている情報と
会社側が発信する情報が
ズレて、
情報のミスマッチが起きると、
採用にはつながらないわけで、
仮に採用まで至っても、
早期離職となれば
お互いが不幸になる
だけです。
会社内の雰囲気は
伝えにくいところですが、
職場見学会や
日常の風景を映像で
見せたりしながら、
求職者が欲しい情報を
ピンポイントで発信出来る
ようになると
採用の精度は上がってくる
はずです。
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◆3・ 編集後記
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地方の中小零細企業では、
会社が求める人物像の
「幅」が重要です。
入社後の教育体制を
充実させていれば、
ここまでのレベルなら
(入社させて)大丈夫だ
という自信にもつながります。