職場がシラケてしまう原因
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■■ 音声付きメールマガジン「優先順位のツボ」 ■■
2016.12.6 Vol.250
本日のテーマ:職場がシラケてしまう原因
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社会保険労務士の篠原です。
ここ最近、世間的にも大きな問題と
なった事件の影響からなのか、
職場環境の改善に向けたご相談が
とても増えています。
残業が多い
社内のコミュニケーションが悪い
社員が何かと不満を口にする
・・・などなど。
これをやれば一気に解決というものは
存在しませんが、
それでも何かしらやり続ければ、
効果があるものです。
問題は、
この「やり続ければ」
逆にシラケる原因にもなってしまう
諸刃の剣になるかもしれません。
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本日のテーマ:職場がシラケてしまう原因
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働きやすい職場を目指すなら、
働く当事者から意見やアイデアを
集める。
これが基本です。
経営幹部だけで考えても、
それこそ机上の空論になってしまう
わけです。
意見やアイデアを集め始めると、
反応があります。
おっ、会社が何か始めた。
目的が、
働きやすい職場というのなら、
そこに期待感が生じます。
そこで、
環境改善に向けてのプロジェクトを
組み、集中して取り組もうとスタート。
数週間も経つと、
初めの勢いはどこへやら、
熱量が日を追うごとに冷めていき、
いつの間にか自然消滅。
始めていればまだマシな方で、
意見を集めたが、
さて、どうしたものか、
急ぐものではないと先送りして、
気がつくと無かったことに。
こういう残念なパターンって、
結構あります。
その結果どうなるのか。
意見を出したけど、
出しただけで何の反応も無い。
やっぱりか~。
期待した自分たちが悪かった。
職場は完全にシラケます。
次から何か始めようとしても、
もう意見なんて集まりません。
これでは初めからやらない方が
マシですね。
意見やアイデアは、
出来るものと出来ないものに分け、
出来るものでも優先順位をつけて、
時間がかかるもの
次回に取り組むもの
と区別して、必ずフィードバックする。
採用はされなかったけど、
ちゃんと聞いてくれている。
この信頼関係構築の仕組作りが
最大の効果でしょう。