「出来ない」3つの理由

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■■ 優先順位のツボ ■■  2016.8.15 Vol.137

本日のテーマ:「出来ない」3つの理由

音声はこちらから・・・

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社会保険労務士の篠原です。

今でこそ、

かなりの種類の研修や講演を
経験させていただいていますが、

開業当初は当然0です。

社会保険労務士というだけで、
たぶん出来るだろうと
依頼されたものは

全て受けてきました。

そのほとんどはアウェイです。

凍りつくような会場も
少なくありません。

70代の男性の集まりで

父親の育児について
話したこともあります。

経験こそが全てだと思っていたので、
必死に食らいついてきた結果、

人前で話すことが
そんなに得意でもない私でも、

何とか慣れてきたというところです。

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本日のテーマ:「出来ない」3つの理由
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「最近の若い社員は簡単に
『出来ません。』と言うんですよ。」

経営者からよく聞く言葉です。

“失敗したくない”という
世代の特徴を考慮しても、

もったいない気がします。

自分が成長出来る機会が
目の前にあるのに、

それを自ら放棄している
わけです。

ところが経営サイドにしても、

「出来ない。」と言う理由が
実は一つではないということを、

あまり意識していません。

その理由は、大きく3つに
分けられます。

・一人では出来ない

誰かと一緒なら出来る

・今すぐには出来ない

他に仕事を抱えていて、
優先順位がわからない、

又は、

今の知識では出来ない

・このやり方では出来ない

出来るやり方は何か

“出来ない”という理由に対して、
対応を一緒にしてしまうと、

それこそ解決が出来ません。

「今の知識では、
この講演は上手く話せない。」

これは事実ですが、

だから、知識が身に付くまで
断り続けるのか、

まずは受けて、
講演までに猛勉強するのか、

自分自身の選択にかかっています。

出来ない理由も深掘りすることで
解決策が見えてくるというわけです。