日頃の○○の上に成り立つ信頼関係

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■■ 優先順位のツボ ■■　　2016.7.27　Vol.118

本日のテーマ：日頃の○○の上に成り立つ信頼関係

音声はこちらから・・・

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社会保険労務士の篠原です。

社会保険の等級を決める
算定基礎届が

ピークを迎えています。

昨日は、年金事務所から
指定された会社の面談調査でした。

通常は郵送で届け出るものですが、

この面談調査では内容を調査しながら
受付をしていきます。

計算誤りは当然ですが、

月額変更の届け出漏れ、
入社時の等級誤り、

状況によっては
未加入者の指摘まで

調査は及びます。

明らかな間違いはともかく、

間違いかわからないような、
どちらともとれるグレーな事案も
出てきます。

当然、こちらの考えを主張しますが、

日頃からの適正な手続きの上に
成り立っている行政との信頼関係
というのは、

本当に大事だなあと
痛感しますね。

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本日のテーマ：日頃の○○の上に成り立つ信頼関係
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就業規則や賃金規程を変更する際、

法律上は従業員代表の意見を聞いて、
意見書を添付して提出すれば、

労働基準監督署は受理してくれます。

届出自体は就業規則の効果に
影響はあまりなく、

いかに従業員へ周知するか
ということの方が重要です。

そのため、状況によっては
変更点の説明会を開く場合があります。

この時の雰囲気を見ていると、

経営者と従業員の関係が
うまくいっているのか、
悪いのかがわかってしまいます。

良好な関係であれば、終始和やかで、
前向きな質問が多く出てきます。

悪い関係の会社は、

表情を見ていればわかりますが、

また、何かごまかされて給与を
下げられるのではないか、

そういうボタンを掛け違ったままで
あきらめムードの従業員、

何とか早く終わらせようと
必死な経営者、

本当にシラケた説明会に
なってしまいます。

面白いもので、

雇ってやっているという経営者には、

働いてやっているという従業員が集まり、

働いてもらってありがとうございます、
という経営者には、

働かせてもらってありがとうございます、
という従業員が集まります。

自然の法則なんでしょうね。

このように信頼関係というのは、

日頃の行動の上に成り立っている
というわけです。