そりゃあ伝わらないよ

__________________________

■■ 優先順位のツボ ■■  2016.5.9 Vol.39

本日のテーマ:そりゃあ伝わらないよ

__________________________

社会保険労務士の篠原です。

ゴールデンウィークも
とうとう終わっちゃいましたね。

この連休中に事務所の整理をする
予定でしたが、ほとんど手につかず。

最終日も高校野球の審判で
終えることとなりました。

若干、家族の視線が気になりますが、

休み明けの重たい空気を
吹き飛ばしていきましょう!

でも、どこかでフォローしないと
やばそうです(笑)

___________________

本日のテーマ:そりゃあ伝わらないよ
___________________

野球に限ったことではないとは
思いますが、

こと指導者の指示というのは、

客観的な立場でいると
非常に抽象的に聞こえます。

「もっと喰らいついていけ!」

「根性見せろ!」

それなりに社会人経験を積み、
このような仕事をしていると

普通に「どうすればいいの?」と
突っ込みを入れたくなります。

「何度言えばいいんだ!」

いや、そりゃわからんでしょ・・・。

私も学生の頃は何の疑問も抱かずに
監督から同じような指導(?)に

ただ、「ハイ!」と

大きな声で答えていましたが、
たぶん何もわかってはいなかった

はずです。

ある意味、高校野球などは
これでいいのかもしれません。

その言葉の意味を考えることが
目的なのだと思えばですが。

しかし、利益を生まなければならない
職場では致命的です。

職場の様々なトラブルも
根本的には、こんな感じの
コミュニケーション不全から
起こる場合がほとんどです。

「お客様第一主義だ!」

「もっと本気でやれ!」

ああ、グラウンドと同じ光景を
何度見ただろう。

良い悪いではなくて、
人それぞれの捉え方が違うことを
なぜ大人になっても

気が付かないのだろう。

それよりも、例えば

うちの会社では、
「顧客のために」とは、
具体的にこういう行動を指す。

根性出す出さないはいいので、
あと3社訪問して来なさい。

具体的な行動にフォーカスして
指導をすれば、トラブルも減るはずなのに。

あっ、家族へのフォローも
具体的な行動で伝えないと

トラブルになりそうです(笑)