聞きっぱなしにしない

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■■ 優先順位のツボ ■■  2016.4.29 Vol.29

本日のテーマ:聞きっぱなしにしない

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社会保険労務士の篠原です。

いよいよゴールデンウィークが
スタートしました!

高校野球から始まり、大学、小学生と
アンパイア三昧の1週間。

もちろん家族との予定もあるので、

いつも以上にキッチリ
プランニングしないと、

気が付けばゴールデンウィークが
終わってた、

なんて恐ろしいことに
なりかねません。

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本日のテーマ:聞きっぱなしにしない
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家族との約束って、大事ですよね。

でも、自分や家族のことって、

通常時は何をおいても最優先
とはなりにくいわけです。

「急がないけど重要なこと」に
分類されるので、

よほどキッチリ予定を組まないと
後回しになる可能性があります。

「海に見に行こう。」
「美味しいお寿司を食べに行こう。」

その時点では、家族は喜びますが、
結果的に行けなかったとき、

次の予定も
「また、どうせ今回も・・・」

こうなると、長期的に見て、
信頼関係は崩れていきます。

昨日のメルマガでもお伝えしましたが、

従業員のモチベーションを引き出すのに、
面談して聞き出すのは確かに効果的です。

会社としてできないことも当然あります。

給料を増やせ、営業車が欲しい、
もっと綺麗なにオフィスに引っ越したい、

物ではなく例えば、

もっと責任のある仕事を任せてほしい、
将来像が見えない、

なんて不満も出てくるかもしれません。

ここで重要なのは、

「聞きっぱなしにしない」こと。

ヒアリングはしたけど、
その後は、梨の礫(なしのつぶて)
というのは、

一番まずいパターン。

こうなると次に何かしようとしても

「また、社長がなんかいいこと言ってるけど、
どうせ・・・」

出来ないことは、出来ない、
とはっきりさせる。

すぐに出来ることは、
すぐに取りかかる、

時間がかかりそう、
今年は出来ない、というものは

スケジュールを公表する。

まあ、家族だと何とか取り戻せますが、

赤の他人の場合、気を付けないと

「急ぎで重要なこと」=トラブル

になるかもしれません。