人間の特性をうまく利用した「読書通帳」の仕組

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■ 音声付きメールマガジン【優先順位のツボ】■

2019.9.3 Vol. 1,251
本日のテーマ:

人間の特性をうまく利用した「読書通帳」の仕組

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◆1・ 昨日のこと
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午前中のアポはなく、
同業者とランチをした後は

よろず支援拠点での相談業務でした。

月曜の午後から徐々にペースを上げていく
スケジューリングをしていまので、

ペースメーカーにちょうど良いのが
よろず支援拠点です。

自営業だと
どうしても強制的に出勤する
ということがありませんからね。

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◆2・ 本日のテーマ

人間の特性をうまく利用した「読書通帳」の仕組

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「読書通帳」という取組をご存じでしょうか。

銀行の通帳の仕組を使って子どもの
活字離れを食い止めようというのが目的。

全国の図書館に少しずつ導入されている
とのことで、

専用の端末に通帳型の冊子を入れると
自分が読んだ本のタイトルや貸出日が
印字されるというものです。

中には、本の価格も印字される
タイプもあるので、

累計の金額で読んだ本の量を実感できる
というメリットがあります。

子どもは大人のマネをしたいですものね。

子どもに限ったことではなく、
人間は自分が歩んできた足跡を
確認したい生き物なのです。

だからこそ、

やってきたことが目に見える形で残るのが
モチベーションの継続には効果がある
というわけです。

この特性を利用して、

任意の社内研修の参加率を上げるために
ポイントカードを導入している会社があります。

ポイントが溜まっていくことで、
次も受けようという気持ちになりますし、

コンプリートすると会社からインセンティブが
貰えるので更に継続できます。

空欄を埋めたいという人間の特性も
うまく利用していますね。

結果的に学ぶ機会が増えて社員の能力が
向上していくというわけです。

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◆3・ 編集後記
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明日は同業者(社会保険労務士事務所)に
ご依頼をいただき、

職員さんの研修に登壇します。

今後はこういう機会が増えていくような
気がします。