一体何すりゃいいの?具体的に指導するコツ
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■ 音声付きメールマガジン【優先順位のツボ】■
2018.9.14 Vol.897
本日のテーマ:
一体何すりゃいいの?具体的に指導するコツ
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◆1・ 昨日のこと
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県職員向けの
タイムマネジメント研修に登壇。
今回は管理職が対象です。
実は、1か月前にも
一般職員向けに同じ資料で
研修を行いましたが、
当然に話す内容は変えています。
そこに気がついてくれた
研修担当の職員さん。
工夫をしている部分を
理解してくれるというのは、
講師としては、
とても嬉しいものです。
登壇記録集計中70回目
参加者17名
(累計2,265名)
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◆2・ 本日のテーマ
一体何すりゃいいの?具体的に指導するコツ
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無意識の思い込み
(アンコンシャス・バイアス)は、
無意識だからこそ
問題点として表面化せず、
知らず知らずに職場の雰囲気を
悪くしていきます。
なるべくバイアスが
かからないように指導する
ポイントは、
とにかく「具体的」
根性や、やる気、能力といった
目に見えない単語が
バイアスを生むのです。
それは手取り足取り優しく
という意味ではなく、
「行動レベルで教える」
ということ。
なぜなら
仕事ができない人の目には
塊にしか見えていないのです。
「一生懸命頑張れ」
一体何をすればいいのでしょう。
業績の低い営業社員には、
どうすれば売れるのか
わからないのです。
頑張る行動とは何か
それがズレているというのは
コミュニケーション不全でしか
ありません。
見込客に1日10件の
フォロー電話をする。
トップ営業のクロージングを
覚えるまで何度も聞く。
頑張るというのは
これをやり遂げることだ。
そこを徹底します。
指示の仕方も具体的に。
なるべく早くね、ではなく
お願いした企画書は
金曜日の午後の会議に必要だから
水曜の午前中までに一度見せて。
具体的に指導をしていれば、
受ける方もそのうちコツが
つかめてくるはずです。
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◆3・ 編集後記
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「父親が育児をするのは当たり前」
「残業せずに成果を出すのが当たり前」
一見、良さそうな価値観も
人にとっては苦痛かもしれません。
伝え方に注意するってことですね。