問題と課題を混ぜると危険

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■ メールマガジン【優先順位のツボ】■

2024.11.12  Vol. 3,152
本日のテーマ:

問題と課題を混ぜると危険

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note
「集中力は続かない」
https://note.com/happyspiral86400/n/n2695d2e8f2f2

マイベストプロコラム
「充実感と赤鉛筆の関係」
https://mbp-japan.com/oita/happy-spiral/column/5175246/

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◆1・ 昨日のこと
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自治体の会議で朝から移動。

お昼前に終わり、また移動。

移動は本当に無駄な時間です。

事務所に戻り、
翌日の準備をしてから帰宅。

夕食までの時間に
研修資料の作成を進めました。

今週は可処分時間が少なく、
スキマ時間を使ってなんとか乗り切ります。

【2024年 記録集計中】

<読書> 目標100冊
11月11日未読了・11月合計4冊
(年累計57冊)

<タイムマネジメント研修> 目標50回
11月1回・年合計43回
受講者数年合計1,199名

<ダイエット> 目標12kg減
現状維持(11月10日まで)
(年累計マイナス4.9kg)
※週の最低体重を比較(月曜更新)

<初めてのこと> 目標50個
11月11日0個・11月合計2個
(年累計54個)

<縄跳び> 目標100回
11月11日未実施・11月合計0回
(年累計2回)連続最高50回

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◆2・ 本日のテーマ

問題と課題を混ぜると危険

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問題と課題は意味が違います。

自分でわかっている分には
良いのですが、

会議など他人との会話の中では
ズレが生じないよう定義を明確に
しておく必要があります。

問題とは、理想と現状との
ギャップのことです。

つまり、理想が無ければ
問題は起きないということになります。

しかしながら、

明文化した理想は無くても
潜在的な「こうあるべき」というものは
誰でも持っているので、

何らかの問題は常に発生します。

言うまでもなく時間は有限です。

全ての問題に対応する時間は無いので、

重点的に取り組む問題は
選択しなければなりません。

この優先順位を判断するために、
数年後の理想像(ビジョン)を
明確に描く必要があるというわけです。

一方で、課題とは、

問題を解消するために設定した
タスク(目標や行動計画を含む)の
ことです。

問題が受動的に起きるのとは対照的に
課題は主体的に設定していきます。

そして、問題には
必ずそれを発生させた原因があります。

この原因の特定が難しいのです。

例えば、人手不足なので
人を採用したいけれども

ハローワークの求人からは
応募が全く無いという状況が
あったとします。

この場合の問題は「応募が無い」
ということではありません。

その(応募が無い)結果、
人が充足できずに業務が回らない
ということが真の問題です。

本来はその(業務が回らない)
原因から探っていきますが、

ここでは人手不足になったことに
フォーカスしてみます。

人手不足の原因が、

業務拡大のためなのか、
中途退職が続いているのかによって
課題は変わります。

急な退職だとすると
若手社員なのかシニア世代の
定年退職なのかによっても、

対応は変わってきます。

いずれにしても原因を特定した上で
課題を設定します。

状況によっては、

採用だけではなく
離職防止も課題の1つに
挙げなくてはなりません。

求人倍率は高止まりの状況で、
簡単に採用できる時代では
ありませんから。

そして、

それぞれの課題に対して
アクションを設定して実行。

定期的に振り返って
検証していくという流れです。

この事例で、単純に
「応募が無い」ということを
問題としたら、

本質的な問題の原因(離職率)を
見落とし、

対処療法のような
その場しのぎの対応になって
しまう可能性があります。

こうなると、

問題は繰り返し発生するので、
徐々に疲弊をしていきます。

問題と課題を混ぜると危険だ
というわけです。

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◆3・ 編集後記
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今日から5日連続の登壇です。

まずは、
自治体職員向けのハラスメント研修から。

張り切ってやってきます。