「常識」という非常識
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■■ 音声付きメールマガジン「優先順位のツボ」 ■■
2016.12.29 Vol.273
本日のテーマ:「常識」という非常識
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◆1・ 昨日のこと
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事務所の営業としては
最終日でしたが、
来年の企業研修の打ち合わせが
2社。
内容は、
管理職へのハラスメント研修に
ワーク・ライフ・バランス研修。
ありがたいことです。
例年なら宿に1人で籠って
来年の構想を練るのですが、
妻が風邪で体調を崩してしまい、
今年は家族でゆっくりと年末を
過ごすつもりです。
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◆2・ 「常識」という非常識
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いわゆる電通事件は書類送検、
社長の辞任という事態にまで
発展しました。
皮肉にも有名になった「鬼十則」は、
その一部だけ取り上げられて
悪玉のようになっていますが、
全体を見てみると、
職業人として響く内容でもあります。
無駄な残業の削減、
過重労働の防止は、
この会社だけの問題では決してなく、
見せしめのようになっていますが、
それ以上の過酷な労働現場も
少なくありません。
労働基準法の総本山である
厚生労働省の職員さんにしても、
労働実態を聞くと、とても過酷で
しかし、そのお蔭で国を支えて
もらっているという感謝の念を
抱きます。
残業代を支払うのは当たり前
としても、
残業するのが当たり前となっている
職場環境を変えるのは容易では
ありません。
電通でも結局、持ち帰って自宅で
仕事をしているという話も出て
います。
長時間労働によって成果や業績を
維持するというのは、
誤解を恐れずにいえば、
ある意味、簡単です。
何も考えずに、ひたすら働けば
いいですもんね。
所定の労働時間で業績を向上
させるには、
そこに創意工夫が必要です。
それは決して会社や社長だけの
問題ではなく、働く全ての人も
含めて取り組んでいかなければ
ならない
最重要課題です。
「残業ゼロで業績向上」
これが世の中の常識になって
もらいたいところです。
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◆3・ 編集後記
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事務所としての営業は終わり
ましたが、
今日も普通に起床して、
普通にメールマガジンを作って
います。
そこにメンドクサイという
感情は無く、
もはや完全に習慣化されています。
やらないと気持ち悪いという状態。
今年最大の収穫です。
来年は体型の維持を習慣化しようと
目論んでいます。
あっ、その前に痩せないと(笑)