聞けばいいのに

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■■ 優先順位のツボ ■■  2016.4.28 Vol.28

本日のテーマ:聞けばいいのに

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社会保険労務士の篠原です。

霧に覆われた大分市内の朝です。

そして明日からはゴールデンウィーク!
私は本当に休めるんでしょうか(笑)

昨日は、関与先の社長のお誘いで、
お寿司をご馳走になりました。

初めて行ったお店でしたが、

素材の良さはもちろん、
一つ一つのネタにかける手間暇、

その繊細な仕事っぷりは、

社労士としても
参考になるものばかりでした。

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本日のテーマ:聞けばいいのに
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その寿司屋での話。

経営者という方々は
社内ではグチをこぼせませんから

話していくうちに
色々と出てきます。

会社内に活気が無い、

若手も管理職も
死んだ魚のような目になっている。

一体どうしたらいいんでしょうか。

などなど。

今、死んだ魚を食べてるんですが(笑)

どこの経営者にも共通する
「人」に関する悩みですね。

叱り飛ばす、給料を上げる、臨時ボーナスを・・・

どれも時には大切なことで、
カンフル剤にはなりますが、
ほとんど長続きはしません。

特に給料やボーナスは
「こんなに頑張っている私は、もらって当然」
と思うのが人間です。

2、3か月もすれば効果は無くなってしまいます。

じゃあどうすればいいの?
ということですが、
私にもわかりません。

答えは、

「本人に聞く!」

なんだそれ!

でも、考えてみてください。

子どものクリスマスプレゼントって、

「サンタさんに何を頼んだの?」

「何がいい?」

こうやって聞き出そうとしませんでしたか?

親が自分の判断で、

「レゴブロックを買おう、たぶん喜ぶはずだ。」

スマッシュヒットするかもしれませんが、
そんなに喜ばない可能性は高いですよね。
せっかく並んで買ったのに。

新しい特別休暇を作ったから、
就業規則で短時間正社員制度を規定したから、

どうだ、いいだろう~・・・。

確かにすばらしいですよ。

でも、従業員が本当に
それを望んでいるんでしょうか。

話を聞いて、対策を考える、

単純ですが、それが一番簡単で
効果が高い方法なのです。