目の動かし方にも特性があったという話。

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■ 音声付きメールマガジン【優先順位のツボ】■

2019.1.23 Vol. 1,028
本日のテーマ:

目の動かし方にも特性があったという話。

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◆1・ 昨日のこと
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研修ダブルヘッダーの一日。

午前中は、

由布市の放課後児童クラブの
関係者を対象とした労務管理勉強会に
登壇させていただきました。

何かと難しい法律を自分事として
聴いてもらうため

様々な事例をこれでもかと
入れるので

いつもながら時間が足りません。

夕方からは
個人情報保護法の企業研修に登壇。

ここ最近話題のTカードの事例を
入れてみました。

登壇記録集計中5・6回目

参加者40名・30名
(累計204名)

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◆2・ 本日のテーマ

目の動かし方にも特性があったという話。

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自動車部品メーカーのデンソーでは
画期的な取組を行っています。

業務の効率化のために
アイトラッキングという
特殊な装置を使い、

目の動きをデータ化して
いるのです。

今朝のNHKニュースで
紹介されていました。

検品作業で1個にかかる時間や
見落としの発生率に人によって
差が出るのはなぜだろう

というところから始まった取組です。

特にベテラン(仕事のできる人)と
作業が遅い人やミスが多い人の差は
どこからくるのか?

それは、目の動かし方だったことが
わかったのです。

それをデータ化して
新人研修に活かしているという
内容でした。

こういうノウハウのことを
コンピテンシーといいます。

要は「仕事ができる人の行動特性」
のことですね。

ところが、同じ職場でも
やっている人とやっていない人が
いるのは理由があります。

調べるまではベテラン作業員も
自分でわかっていなかったと思います。

なぜなら、本人にしてみれば
当たり前だから。

暗黙知になりやすい理由は
ここにあるのです。

業績の高い営業担当が
商談でどのようなトークを
しているのか?

アポの取り方に工夫は?

身だしなみは?

本人には気がつかない部分も
多いので、

営業活動に同行して
その行動特性を観察する。

音声を録音させてもらう。

そして徹底的にマネをする。

それが、業績を上げたり
効率良く働くこと、

そして働き方改革にも
つながっていきます。

誰でも結果が出れば楽しいですよね。

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◆3・ 編集後記
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次世代を育成していくときに
このコンピテンシーをまとめておくと
役に立ちます。

背中を見て覚えることも
大切ですが、

そんな悠長なことなんて
言ってられない状況なのです・