異業種の好事例こそマネすべき

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■ 音声付きメールマガジン【優先順位のツボ】■

2018.10.14 Vol.927
本日のテーマ:

異業種の好事例こそマネすべき

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◆1・ 昨日のこと
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おおいたパパくらぶの
メンバー3名と一緒に

中津市のパパママ講座で
講義をしてきました。

もう6~7年ぐらい連続で
ご依頼をいただいています。

実は、受講者の家族構成は
行ってみるまで

わかりませんでした。

初めて子どもが生まれる
プレパパママなのか

パパだけなのかママも来るのか

受講者数も確定ではなかったので、

受講者の希望を聞きながら
セミナーの内容を構成するという
異例の手法を取りましたが、

なんとかうまくまとめることが
できたのは、

メンバーが自分の持ち味を生かした
講義内容を構築していたからです。

なんかみんなスゴイ。

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◆2・ 本日のテーマ

異業種の好事例こそマネすべき

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セミナーや講演は、
主催者が指定したテーマに沿って、
講師が内容を作ります。

なので、

話す側が話したい内容で
話すだけになってしまいます。

そうなると、どうしても
一方通行になりがちなので、

受講者の満足度を上げるため
可能な限り

受講者の会社名や産業、職種などを
把握するようにしています。

話す内容は同じでも
所々で入れる事例が自分の業界の
事だとわかると

下を向いていた人も
身を乗り出すように聞いて
くるからです。

本来は対象者がはっきりしないと
セミナーの内容を準備できない
はずなのですが、

以前の私は話したい事を
一方的に話すだけでした。

これでは満足度は上がりませんね。

一方で、他の業界の事例も
聞きたいという人もいます。

実はセミナーで得る知識は
そこが一番大きいのです。

結局のところ

同業の事例は二番煎じ。
新鮮味もありません。

他の業界や職種の人が
やっている好事例を、

その業界に置きかえることで
目立つのです。

例えば、セミナーや研修では、
退勤時刻を決めて公開しましょう
という話をよくします。

そのために、

パソコンのデスクトップに
退勤時刻のプレートを立てる
という事例を紹介すると、

「接客業だから机が無いので出来ません」

で終わる人と、

退勤時刻を公開するのが目的だから、

ネームプレートに定時で帰る場合は
緑のシール

少し残業する場合は黄色

頑張って残業する場合は赤

という表示でも同じだと気づく人では
大きな差がついてしまうのです。

同業だけではなく
異業種が何をやっているのか
マネが出来る部分はどこなのか。

働き方改革には、

同業者よりも成功している
異業種が何をやっているのかに

注目するということです。

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◆3・ 編集後記
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講師の役割は、

どうやって再現性がある
ということを意識させるかだと

思っています。