「得られる利益」か「避けられる損失」か

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■ 音声付きメールマガジン【優先順位のツボ】■

2018.9.30 Vol.913
本日のテーマ:

「得られる利益」か「避けられる損失」か

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◆1・ 昨日のこと
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勢力の大きな台風が
接近するということで、

土日の野球は全て中止と
なりましたが、

学童の新人戦の抽選会は実施。

私の頃は同じ学年で2チーム
ぐらい構成できていましたが、

少子化の流れには野球界も
逆らえませんね。

とにかく野球に興味を持って
もらおうと、

5年生(新6年生)を中心に
ルールの勉強会と

保護者を対象としてスコアブックに
記載する基本的な項目

例えば、

ワイルドピッチとパスボールや
ヒットとエラーの違い、

フィルダースチョイスって?

というような勉強会を行う
ことにしましたと指導者に
説明すると、

是非やって欲しいと好評でした。

何か新しいことをやろうと
すると、

反対する人が必ず出てくる
ものですが、

(良い意味で)自分の利益に
つながると理解できると、

改革も進むものだなぁと実感。

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◆2・ 本日のテーマ

「得られる利益」か「避けられる損失」か

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中小企業では人手不足が
深刻化し、

先の見えないトンネルに
入ったかのように
社員も疲弊しています。

東京商工リサーチの調査では、
今年8月の人手不足関連倒産が
45件と、

調査開始以来最多になったと
発表していますが、

内訳としては事業承継が
うまくいかなかった
「後継者難」型が最も多く、

次に続くのが、

採用ができない「求人難」型。

今のように極端な売り手市場に
なると、

人気業種や職種への転職を
希望する傾向が高まるわけで、

そうなると、

残った社員によって
仕事を回そうとするため、

どうしても残業時間が長くなり、
その過重労働が嫌で追加的に
離職が増えてきます。

特に中小零細企業は、

余剰人員を抱える余裕も
無いので、

離職や採用難による負荷を
吸収しきれないと、

このような悪循環のループに
はまってしまいます。

そのうち、

ブラック企業と烙印を押される
事態になると、

働く人がいなくて

人手不足倒産にまで至って
しまうかもしれません。

そうならないように
早め早めの対応をしなければ
ならないのですが、

最もハードルが高いのが、
経営者の意識改革では
ないでしょうか。

人に行動をさせるのは

「得られる利益」か
「避けられる損失」

改革することが

この2つにつながるように
理解すれば

動きは早いはずです。

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◆3・ 編集後記
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台風のようにいつ来るのか
想定ができるのに、

ルートは逸れるかもしれないと
根拠の無い期待を抱いてしまうのが
人間の悪いところ。

自分だけは大丈夫という
「正常化バイアス」が働き

避難行動が遅れて被害が
拡大しないように願います。

私は昨日借りたDVDを観て、
家族でノンビリ過ごします。