休日労働がクセになってしまうと絶対にダメなワケ

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■ 音声付きメールマガジン【優先順位のツボ】■

2018.9.23 Vol.906
本日のテーマ:

休日労働がクセになってしまうと絶対にダメなワケ

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◆1・ 昨日のこと
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数年前だったか

アンガーマネジメント
ファシリテーターの資格
(というほどのものでも
ありませんが)を取得した後、

ブラッシュアップする機会の
無いままだったので、

初めて勉強会に参加してきました。

敷居が高いイメージはありましたが
行ってみて本当に良かった。

それぞれが経験した事例は
財産ですね。

それが聴けただけでも
出席した価値がありました。

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◆2・ 本日のテーマ

休日労働がクセになってしまうと絶対にダメなワケ

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労務管理上の問題はさておき、

月曜から金曜まで毎日3時間
残業するのと、

平日は一切残業しないが
土日の休日に出勤するのと

どちらかを選ぶとしたら
皆さんだったらどうしますか?

私の周りに聞くと、

私も含めて100%の人が
毎日の残業を選びました。

ある程度の残業はあっても、

休日がしっかり取れて

家族と過ごしたり

趣味に没頭したり

ノンビリしたり・・・。

その方がまだマシだという
ことですね。

休むことで体力や気力は
回復するので、

また頑張ることができます。

ところが、帝国データバンクが
9月に結果発表した

「働き方改革に対する企業の意識調査」
によると、

取り組んでいる内容は

「長時間労働の是正」が79.8%と
最も高く、

次に高いのが

「休日取得の推進」の61.8%

う~ん、ということは、

休めていない会社が意外にも多い
ということなのでしょうね。

そういえば、私も独立する前、

土日が休みだった職場では
先輩社員が土曜日に必ず出勤して
いるので休めませんでした。

では、実際に何をやっていたのか
というと、

書類の整理などが中心で、
生産性の高い仕事をしていた
わけではありません。

当然のように、

残業も多かったので
社員は疲弊して入れ替わりも
激しかったように思います。

残業削減と休日の確保への対策は、
似ているようで根本的に違います。

試しに、それぞれ何の仕事を
しているのかを確認すると
わかります。

過去の私のように、

休めない雰囲気だから・・・とか

電話のかかってこない
休日の方が仕事が進むとか言いながら

貴重な休日をツブすのは
愚かなことです。

いつもと同じ職場で
いつもと同じメンバーで
いつもと同じ話をするだけでは、

ニーズが多様化した社会には
ついていけません。

また、休日出勤がクセになると、

どうせ土日に出るんだからと
平日に手を抜きます。

土日の自分に期待しては
いけないのです(笑)

苦しいけれど、

思い切って休みましょう。

それだけで、絶対に平日の
労働日を生産的に過ごせます。

休むのも仕事の内。

働き方改革は意識改革でもあります。

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◆3・ 編集後記
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休日出勤はしない主義ですが、
明日は少し仕事をします。

3連休ということもあり、
資料作成が間に合いません(涙)