時間なのか距離なのか、終わりを決めるのはどっち

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■ 音声付きメールマガジン【優先順位のツボ】■

2018.9.9 Vol.892
本日のテーマ:

時間なのか距離なのか、終わりを決めるのはどっち

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◆1・ 昨日のこと
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リレーフォーライフという
ガン患者の支援イベントに
参加をしてきました。

代わる代わるチームの誰かが
24時間歩き続けるという
過酷なものですが、

終了時刻が決まっているので
頑張れるわけです。

私は数時間だけの参加でしたが
嫌がる(笑)子どもを連れていき、

途中から

どしゃ降りの雨の中の
ウォーキングとなりました。

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◆2・ 本日のテーマ

時間なのか距離なのか、終わりを決めるのはどっち

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大学野球は秋のリーグ戦が
始まっています。

大学では、審判(2塁審判)は、
いつものインジケータ
(カウント等を記録する器具)
ではなく、

ストップウォッチを持っています。

投球間隔を測定しているのです。

なぜこのようなことを
するのでしょうか。

ペナルティを与えることが
目的ではありません。

野球は、

サッカーやラグビーのように
試合時間が決まっていません。

前半、後半、ハーフタイムも
ありません。

いつ終わるかわからない
スポーツなので、

このような(ストップウォッチ)
ことでスピードアップに
取り組んでいるというわけです。

生産性の向上には、
終わりを決めることから始まります。

いつまでやるのかを決める
ということですが、

それは、

この仕事が終わったら帰る
ということよりも

重要なのは「時刻」です。

もちろん、何時から仕事を
始めるのかも大事ですが、

概ね始業時刻は同じでしょう。

何時までやるのかを決める
ことによって、

8時間でも10時間でも、
その日の仕事時間が決まります。

つまり、その日に出来る仕事の
分量も決まってしまう
ということです。

当然、その日に終わらせないと
いけない仕事は

定時だからといって
翌日に持ち越すのは

生産性の向上とは言いません。

このように

終わりを決めることが重要ですが、

同じゴールなら、
50km歩くより12時間歩く方が
楽だと私は思っています。

どちらもほぼ同じ距離を歩くことに
なるのですが、

何時に終わるのかがわかっていた方が
リズムを調整しやすいのです。

人間の集中力なんて限界があります。

これを組み合わせたらどうなるか。

つまり、

50km歩くのと12時間経つのと
どちらでもOKとなると

人はもっと頑張れます。

なので、

今日やるべきタスクを書き出す
(これが終わったら帰れる)、

そして何時に帰るのか

という2つを決めることで
生産性は驚くほど向上します。

時間と距離を組み合わせるように

分量と時刻を決めることが
重要だというわけです。

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◆3・ 編集後記
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2日間とも雨で予定されていた
野球の試合は全て順延。

これはこれでゆっくりできました。