無駄な残業の正体

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■ 音声付きメールマガジン【優先順位のツボ】■

2018.8.24 Vol.876
本日のテーマ:

無駄な残業の正体

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◆1・ 昨日のこと
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毎年、何回かご依頼をいただく
県の職員研修に登壇。

内容は基本的に同じですが、
母数が多いだけに受講者は
変わっていきます。

テーマはタイムマネジメント。

研修の効果が結果的に県民への
サービスまで影響するかも
しれないと思うと、

更に力が入ります。

登壇記録集計中64回目

参加者18名
(累計2,202名)

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◆2・ 本日のテーマ

無駄な残業の正体

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頭では理解しているツモリでも、
やってみると出来ないことなんて、

世の中いくらでもあります。

日々の仕事では、

とにかく事前の「段取り」が重要です。

的確な段取りをした場合と
不十分な場合とでは、

成果に大きな差が出るのです。

研修でも、

この「段取り」は時間を割いて
説明します。

受講生の皆さんはフンフンと
聞いていますが、

実際に体感できるワークを
やってみると、

ほとんどの人は出来ません。

つまり、身になっていないのです。

例えば、1時間で完成物を作る
ワークを始めると

「じゃあ、とりあえず、
こうして、ああして・・・」

こんなの段取りとは言いません。

段取りが身についている人が
いるチームは、

次のように考えます。

「講師が1時間と設定している
ということは1時間で完成
出来るはず。

では、どうすればいいのか
どんな進め方をすれば
終わるのか。」

他のチームが“とりあえず”
始めている横で、

3分程度も、

ああじゃないこうじゃないと
話し合いを続けているのです。

このように、

適切な時間を使って戦略を
話し合い、

方向性を決めてからスタート
するべきなのです。

更に段取り上手なチームは、
15分程度進めた時点で
振り返ります。

仮説で立てた戦略は
これで良いのか

このままで終わるのか

更に良い方法はないのか

これを走りながら
(手を動かしながら)考えると、

時間なんていくらあっても
足りないわけで、

それを長時間でリカバーする
という思考そのものが

無駄な残業の正体だというわけです。

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◆3・ 編集後記
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「段取り」以外にも効率的に
仕事を処理していくテクニックは
たくさんあります。

やっている人はやっている。
知らない人は全くやっていない。

だったら、色んな人が
やっている事を集めて

バンバン発信してみよう。

どんどんマネてもらおう。

そんな勉強会を始めることに
しました。

いつしか

みんなが幸せになっていれば
いいなあ。