ため池とうどんの不思議な関係

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2018.8.19 Vol.871
本日のテーマ:

ため池とうどんの不思議な関係

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◆1・ 昨日のこと
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四国旅行2日目は
松山から香川に向かいました。

目的はうどんです。

予定どおり3店舗を廻りましたが、
ツルッと入るものですね。

香川と岡山をつなぐ
瀬戸大橋を見て圧倒された後は、
宿泊地の高知まで移動。

長旅の疲れもカツオのタタキで
吹っ飛びました。

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◆2・ 本日のテーマ

ため池とうどんの不思議な関係

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なぜ、香川はうどんで
有名なのでしょうか。

大分は温泉の湧出量が
日本一ですが、

香川は、うどん店の数としては
全国でも特別に多い方では
ありません。

もちろん、

1世帯あたりの消費量は
ダントツの1位だそうです。

だからこそ
有名になったのでしょうが、

文化として根付いたのには
理由があります。

うどんは小麦と塩という
シンプルな素材から出来ています。

実は、香川ではやたらに
ため池が目についたのですが、

四国山地と中国山地に挟まれて、
雨雲が入りづらく

降水量が少ない土地柄なので、
ため池が多いということです。

なるほどなるほど。

そういうわけで
水が少ないから、

米よりも小麦の方が生産には
適しています。

さらに瀬戸内海に面していて、
塩作りに向いている環境も
整っています。

さらにさらに、

讃岐うどんには欠かせない醤油は、
小麦から作られるわけで、

このような要因が組み合わさり、
小麦を美味しく消費する
手段としてのうどんが

発展してきたということです。

ため池から連想して、
うどんが発展した理由まで
たどり着くにはトレーニングが
必要かもしれませんが

思考力を鍛えるって、
こういう事なのかもしれないと
気づいた旅行でした。

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◆3・ 編集後記
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夏の旅行はこれで終わり
ましたが、

早速、秋の旅行の計画を
始めています。