ハラスメントによって予防策が違うって知ってた?

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2018.8.8 Vol.860
本日のテーマ:

ハラスメントによって予防策が違うって知ってた?

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◆1・ 昨日のこと
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とある企業での
ハラスメント研修に登壇しました。

2日間連続、午前午後と受講者が
入れ替わるので

4回も同じ話をします。

というのは(同じ話)表向きで、
伝わっていないと感じた部分は
事例を変えるので、

良いのか悪いのか
微妙に違う話になっています。

登壇記録集計中57・58回目

参加者50・65名
(累計2,045名)

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◆2・ 本日のテーマ

ハラスメントによって予防策が違うって知ってた?

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セクハラ、マタハラ、パワハラ
といった職場のハラスメント。

これらの防止策を単純に
ひとまとめ・・・

では無理があります。

それぞれに独特の傾向が
あるからです。

例えば、

セクハラの傾向として、
男女の性別役割分担意識が要因に
なっているケースが多くあります。

「男だったら機械には強いでしょう」

「お茶は女性が淹れるべきだよね」

このような

アンコンシャス・バイアスといわれる
無意識の思い込みが

ハラスメントにつながっていく
わけです。

一方でマタハラは、

コミュニケーション不全が
主な要因です。

妊娠中の女性社員に

「妊婦健診の日程を変えてよ!
ただでさえ忙しいんだから・・・」

と言われれば不快に思いますよね。

「大事な会議があって、
あなたの意見を聞きたいので、

妊婦健診の日程を変更できないか
確認してもらえないかな?」

同じ要求(リクエスト)をするのに
伝え方でこんなにも印象が変わります。

パワハラは指導教育のはずが、
ヒートアップしていき

ハラスメントにつながっていきます。

なので、

指導方法を学ぶことによって
予防が出来るのです。

例えば「一生懸命に頑張れ」では
何をすればいいのかわからないので、

行動レベルで具体的に指導する
ことが重要なのです。

いずれにしても

ハラスメントが起きる職場だ
という印象は、

簡単に広まっていきます。

それは採用にも大きく影響
するので、

予防が重要だというわけです。

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◆3・ 編集後記
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とある方に取材を受けたのですが、
近いうちに起業系のWEB記事に
なりそうです。

私の話のどこを面白いと
思ってくれて、

どこを切り取ってくれるのか。

それがとても楽しみです。