中小企業も例外では無い働き方改革のアキレス腱
_______________________
■ 音声付きメールマガジン【優先順位のツボ】■
2018.7.31 Vol.852
本日のテーマ:
中小企業も例外では無い働き方改革のアキレス腱
_______________________
このメールマガジンは音声でも配信しています。
ご視聴はこちらから・・・
________________
◆1・ 昨日のこと
________________
中小企業を支援する
公的な団体で、
職員研修を行ってきました。
テーマは働き方改革です。
もちろん関連法案の解説は
しますが、
過重労働をどうやって減らすのか
具体的な取組を中心に
話をしてきました。
法律が変わりました。
残業は減らさないといけない。
では、どうやって減らしていくのか。
労働時間の管理を徹底する。
労使の話し合いで解決する。
う~ん、抽象的過ぎる。
もっとやるべきことがある
はずですが、
どうやればいいのかわからない。
それが中小零細企業の本音でしょう。
登壇記録集計中53回目
参加者15名
(累計1,898名)
_______________________
◆2・ 本日のテーマ
中小企業も例外では無い働き方改革のアキレス腱
_______________________
さて、来年の春から順次、
施行されていく
いわゆる働き方改革関連法案。
高度プロフェッショナル制度や
残業時間の上限規制ばかりが
注目されていますが、
実は、年次有給休暇取得の
義務化は全ての事業場に
適用されます。
残業が無くても有給の取得率は悪い
というか
ほとんど取れていない会社は
山ほどあるでしょう。
人数の少ない中小零細企業に
とっては最も破壊力のある
改正です。
ザックリいうと、
年間10日以上の
年次有給休暇を付与されている
社員に対して
最低5日は取得させることを
義務付けたもの。
現状としては、
直近の平成28年調査でも、
取得率は50%を切っています。
これからは労働基準監督官の
調査で是正される項目と
なりました。
なので、当然ですが、
罰則もあります。
「うちの会社に有給なんて無い」
もはやこんなことは言えない時代に
なったというわけです。
________________
◆3・ 編集後記
________________
育成児童クラブの会長に
なって4か月。
いやあ、色々ありました。
次の方にバトンタッチする
前に
規程類など整備をしておきたい
ところですが、
頑張り過ぎないようにとも
思っています。
次の方の負担になってしまう
からです。