補助金や助成金では職場環境の改善は進まない。

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■ 音声付きメールマガジン【優先順位のツボ】■

2018.7.23 Vol.844
本日のテーマ:

補助金や助成金では職場環境の改善は進まない。

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◆1・ 昨日のこと
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炎天下の中、

県外から来た強豪チーム同士の
オープン戦(練習試合)に
派遣されたのですが、

9回戦を1人で担当。

なので、2試合とも球審。

しかも、チームの帰る時間を
考慮してか、

試合と試合の間をそれほど
空けずに行った結果・・・、

おそらく熱中症になりました。

まあ、毎年のことですが、
今年は暑さが強烈な感じですね。

終わった後は、しばらく動けません。

野球のような屋外スポーツの
あり方を見直す時期なのかも
しれませんね。

固定観念に縛られず。

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◆2・ 本日のテーマ

補助金や助成金では職場環境の改善は進まない。

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学校の教員、保育士、病院などの
医療従事者・・・だけでは
ありませんが、

「私たちは特別な仕事・・・」

という固定観念に縛られている
業界や職種は

非常に多いように思います。

それは、

変化を恐れることに対して、
固定観念を言い訳にして
誤魔化しているのかもしれません。

いつの時代もそうですが、

時代に合わせて変化しなければ、
生き残っていけないのです。

特に、現代のような変化の
激しい状況では、

維持というのは死を意味する
とも言えます。

会社経営でも、

変えていくものと
伝統的に残すものを

切り分けしながら改革を
進めていかなければ、

働く仲間がいなくなって、
人手不足倒産という

最悪の事態になるかも
しれません。

誤解を恐れず、声を大にして
言いたいのは、

助成金や補助金は、

本質的な職場環境の改善に、
決してつながらないという
ことです。

いや、絶対にということでは
ないでしょう。

例えば、

すでに職場環境の改善に
前向きな経営者にとって、

補助的な金銭は追い風に
なるかもしれません。

問題なのは、

なぜ変わらないといけないのか
という現状に問題意識を
持たない経営者を動かす
インセンティブとしては

意味が無いということです。

一時的に補助金を貰って終わり。

または、お金を貰えるなら
改革に腰を上げるという
経営者の姿勢を見て、

働く側はどう感じるでしょう。

使い方を間違えると、
逆の結果になるかもよ

というわけです。

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◆3・ 編集後記
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あ、そうそう、

特に厚生労働省系の助成金は、
適正な労務管理を行わなければ
不支給になります。

そこをお忘れなく。