辞めることだけが業務改善ではない

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■ メールマガジン【優先順位のツボ】■

2024.2.11 Vol. 2,873
本日のテーマ:

辞めることだけが業務改善ではない

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note
「念じたら雨は止むのか」
https://note.com/happyspiral86400/n/n1f1655e62320

note音声ブログ
「締め切りに追われているあなたへ」
https://note.com/happyspiral86400/n/na3347ecc2e6b

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◆1・ 昨日のこと
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3連休の初日も仕事

頭に汗をかきながら
研修資料の作成に取り組んでいました。

今回のご依頼は、

昨年9月に若手社員を対象として
行った研修のフォローアップ。

最初から2回分割で予定されていた
ものであれば

構成もそのように考えますが、

基本は全て出し尽くすので、
そのフォローアップとなると一苦労です。

しかし、これも経験。

乗り越えることで
新しいコンテンツができると思うと、

やる気が出ます。

【2024年 記録集計中】

<読書> 目標100冊
2月10日未読了・2月合計1冊
(年累計5冊)

<タイムマネジメント研修> 目標50回
2月1回・年合計5回
受講者数年合計144名

<ダイエット> 目標12kg減
マイナス0.1kg(年累計マイナス0.6kg)
※週の最低体重を比較(月曜更新)

<初めてのこと> 目標50個
2月10日0個・2月合計1個
(年累計7個)

<縄跳び> 目標100回
2月10日未実施・2月合計0回
(年累計0回)連続最高50回

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◆2・ 本日のテーマ

辞めることだけが業務改善ではない

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業務改善の支援をする時は、

まずは業務の棚卸をして
これまで惰性で行ってきたことの中から
辞めることを決めます。

ところが、

簡単に決まることは少なく
「まあ当面は続けよう」と
決断を先送りするケースがほとんどです。

なので、

辞めることを決めるミーティングは
なるべく頻繁に行う必要があります。

できれば毎月、
どんなに間を空けても四半期に1回の
頻度で行えば、

最初は判断できなかったことでも
日常業務から意識するようになるので、

今後も必要なのかを決めやすくなります。

業務改善とは、
辞めることを決めるだけでは
ありません。

他にも

・減らすこと

・増やすこと

・組み合わせること

このような視点でも改善していきます。

私の事例で解説します。

これまでもお伝えしてきましたが、

私は社会保険労務士としての
ビジネスモデルのベースとなる
手続き代行と顧問契約を辞めました。

とはいえ、

かなり重大な決断ですから、
そんなに簡単には決められません。

きっかけとなったのは、
2015年の6月15日です。

独立開業して6年目の私は
順調に顧問契約数を伸ばしていました。

比例して顧問先からの電話も増えてきます。

当時は名刺に携帯電話の番号を
入れていましたので、

問い合わせは当然に携帯へかかってきます。

今日は多かったなあと
ヘトヘトになった一日の終わりに
件数を調べてみたら

なんと50本も
着信と発信のやり取りをしていたのです。

これが自分のやりたかったことなのかと
疑問を持つようになり、

まずは名刺から
携帯電話番号を削除しました。

その後は基本的にメールで
やり取りをするようにしましたが、

それでも既存の顧問先からは
携帯に着信があります。

どうしたものかと
頭を悩ませていたところ、

同業者の先輩で手続き代行を辞めた
という方を思い出し、

連絡を取ってみたのが
4か月後の10月14日。

そこで手順やら注意点を聞いたのですが、
実際に動き始めたのは半年後でした。

これぐらい辞めるということは
決断に時間がかかるものです。

ちなみに、このメールマガジンは
そこ(2016年4月1日)から
スタートしています。

次に「減らすこと」です。

自由でいたい願望が強い私は
拘束される仕事を減らしていきました。

依頼されたらこれもご縁だと
全て引き受けていた役職や委員は
任期切れのタイミングで辞めました。

残っているのは
自由度の高いものだけです。

さて、辞めたり減らしたり
するだけであれば

事業も縮小していくので、
増やすことも考えなくてはいけません。

私にとっては
それが研修や講演といった
登壇の仕事でした。

それまでもそこそこの件数を
こなしていましたが、

とにかくここが生命線なので、

いかに増やしていくか、
そして単価を上げていくには
どうすればいいかということを
考えてやってきました。

最後が「組み合わせる」です。

手続き代行は辞めましたが、
その会社で労務管理を内製化できる
支援は続けています。

登壇で培ってきた人に教える技術と

なんだかんだとやってきた
労務管理の知識を組み合わせて、

給与計算や入退社の手続きを
自社でできるような支援をしています。

これからも業務改善は続けていきますが、
増やすこともセットで考えます。

辞めることだけが業務改善ではない
というわけです。

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◆3・ 編集後記
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東京在住の親戚が亡くなり、

急きょ明日、葬儀のために
行くことになりました。

年齢的にも
今後は増えてくると思います。

今日という大切な1日を
大切に過ごしていきたいものです。