ハラスメント相談で確認しなければならないこと

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2018.5.9 Vol.769
本日のテーマ:

ハラスメント相談で確認しなければならないこと

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◆1・ 昨日のこと
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また1社、契約を解除させて
いただきました。

というより、

今後は単発でお願いしたいと
申し入れたのですが、

その経営者は不機嫌でした(笑)

私は拘束されたくない
だけなのです。

定額の料金をいただいていると、

電話がかかってきたら
折り返さなければならない。

嫌な仕事も無視するわけには
いかない。

~しなければならない。

そんな仕事をなるべく
減らしていきたいだけなのです。

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◆2・ 本日のテーマ

ハラスメント相談で確認しなければならないこと

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ここ最近、

ハラスメント報道が
頻発していますね。

レスリングやバトミントン
といったスポーツ界での
パワハラを始め、

官僚のセクハラ

政治家のマタハラ発言・・・

などなど。

今日は財務省で職員向けの
セクハラ防止研修が行われて
いるようです。

そのせいか、

私の事務所にも
ハラスメント防止研修の
問い合わせが相次ぎ、

今週だけでも3件という結果に。

私としては喜ばしい限りでは
ありますが、

その多くは
起きてしまった後・・・。

それでは遅いのです。

傷ついている被害者の救済は
もちろん、

行為(加害)者の処分も
適正さが求められます。

だからこそ、

管理職は行為(加害)者と
ならないように、

そして、相談を受ける側
としての知識も必要なのです。

ハラスメントの相談で、
絶対に確認しなければならない
ことがあります。

それは、相談者(被害者)が、
何を求めているのか。

ここを確認しないままでは、
全ては進みません。

懲戒(ペナルティ)を
与えて欲しいのか

一緒に働きたくないのか

配置転換をさせたいのか
自分が異動したいのか

状況によっては、
「聞いてもらってスッキリした」
という場合だってあるわけです。

ただし、

その要求が受け入れられるかは
別問題。

俺にまかせておけ!
なんて絶対に言ってはいけません。

全ては会社の相談体制や
基準に沿って判断していきます。

その場の思いつきが一番マズイ
というわけです。

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◆3・ 編集後記
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創業を考えている方からも、
ご相談を受けます。

社会に貢献したい

社員を多く雇用したい

目線の高い熱い想いは
理解できます。

そのような視点は土台として
重要です。

ですが、

まずはその仕事で
目の前の困っている人に
貢献できなければ、

発展も何も無いのですが、
意外に考えていない方も
いますね。