壁面一杯に広がる巨大ホワイトボードの意味

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■ 音声付きメールマガジン【優先順位のツボ】■

2018.5.3 Vol.763
本日のテーマ:

壁面一杯に広がる巨大ホワイトボードの意味

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◆1・ 昨日のこと
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GW中といっても
休日の合間

私の事務所も通常営業日
でしたが、

誕生日ということで
丸一日休むことにしました。

日頃から狙っていたホテルの
ランチバイキングに夫婦で行く
予定でしたが、

妻の仕事が急きょ立て込み
早退できない事態に。

ひとり誕生日ランチになる
危機を救ってくれたのは

社労士の友人でした。

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◆2・ 本日のテーマ

壁面一杯に広がる巨大ホワイトボードの意味

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知人がリーダーを務める
学習塾にオジャマしてきました。

発達障害児の支援を専門と
している

全国的にも珍しい塾です。

そして、

その知人は「作業療法士」

正直、どんな仕事をするのか
わかっていませんでした。

リハビリ職の1つで、

作業療法を通じて日常生活が
できる程度に機能を回復
させることを専門としている
との事。

塾の中には、

壁面一杯の
「ホワイトボード」が
ありました。

ノートの1ページに文字や絵が
ギッチリ詰まっていると、

情報として認識しづらい
子どもがいるため、

分割して書けるスペースを
確保しているそうです。

老眼の子どもはいないのに
「拡大鏡」があります。

字が小さいと見えない
子ども用です。

正確には見えないというより、
文字として見えるには
小さ過ぎるようです。

先生と子どもの認識を
なるべく近づけるように、

理解度を示す「メジャー」も
ありました。

「わからない」
「ちょっと不安」
「わかった」まで

10段階で区分されています。

このように

子どもの状況に応じて
様々な工夫がされています。

職業現場にも大なり小なり、
困っている人がたくさんいます。

それを障害と呼ぶかは別にして、

何度チェックしても数字を
見落とす人

整理が苦手で大事な書類を
紛失する人

「わかってます」というけれど
「わかっていない」人

これを、

やる気や根性の問題として
捉えると、解決しません。

この塾を見学させていただき
確信しました。

もしかすると・・・、

数字が見えていないのでは
ないだろうか。

整理ができない人は何かが
間違っているのではないか。

理解度のズレがあるのを
スルーしているのではないか。

困っている人はたくさんいます。

いや、むしろ大なり小なり、
苦手な部分は誰もが持っています。

見えなければ拡大する

マニュアルを作る

机の上の配置を変える

働き方改革関連法案は、
いよいよ国会審議が本格化
されています。

しかしながら、

法律で残業規制をするだけでは、
成果が出ないのは、

歴史が物語っているわけです。

作業療法士と社会保険労務士の
コラボなんてのもアリだと

思ったのでした。

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◆3・ 編集後記
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GWも後半がスタート。

自宅でノンビリもいいかも。