なぜか残業が減らない会社の見直しポイント3選

_______________________

■ メールマガジン【優先順位のツボ】■

2022.7.20 Vol. 2,302
本日のテーマ:

なぜか残業が減らない会社の見直しポイント3選

_______________________

note
「タスクの切り替えロスを意識する」
https://note.com/happyspiral86400/n/n051e5b5489c7

note音声ブログ
「終わりが決まらないと効率も上がらない」
https://note.com/happyspiral86400/n/nd856eb31217e

________________

◆1・ 昨日のこと
________________

午前中は、神奈川県横浜市での
高校教員向けタイムマネジメント研修に登壇。

話す内容はいつもどおりなので
盛り上がるとは確信していましたが、

雰囲気は完全にアウェイ。

さらに、
県外、私学、高校、タイムマネジメント
という組み合わせは初めてだったので

少し緊張義気味でスタート。

ところが、

皆さんとても熱心に聞いていただき、
終了後も先生方の生の悩みを聞けました。

この経験は大きい。

引き続き、
学校現場にタイムマネジメントを
広げていきたいと思います。

飛行機は悪天候の影響で少し揺れましたが、
夕方には地元に無事戻ることができました。

 

2022年登壇記録集計中
31回(全累計861回)受講者※主催者確認中(年累計696名)

読書集計中
7月19日1冊読了・7月合計5冊(年累計42冊)

サウナ集計中 7月6回(年累計48回)

コメダ集計中 7月10回(年累計54回)

体重記録集計中(7月17日時点)
前週比較0.4kg減(年9.3kg減)

初めてのことチャレンジ集計中
7月18日0個・7月合計2個(年累計44個)

_______________________

◆2・ 本日のテーマ

なぜか残業が減らない会社の見直しポイント3選

_______________________

2019年4月から本格的に
いわゆる働き方改革関連法が改正施行されて
いますが、

皆様の職場でも改革は進んでいますでしょうか。

時間外労働の上限規制は、
2024年4月からこれまで例外だった
建設業や医師にも適用になります。

やはり今の時代、残業が多いままだと、
定着や新規採用にも影響してきます。

全ての残業を否定しているわけでは
ありませんが、

慢性的な残業という課題を解決するためには、
原因に対してアクションを決めていくことが
とても重要です。

さて、残業が減らない原因は何でしょう。

これまでは、

経営者や管理職の
「残業やって当たり前」といった
空気感から生まれる会社の風土や
勤怠管理など

会社の体制のことばかりが
取り上げられてきました。

しかし、それだけに取り組むだけで
成果を上げるのは無理があります。

個々の働き方も見直して
いかなければなりません。

伴走支援をした私の経験上、
見直すべきところが大きく分けると
3つあります。

(1)自由に使える(タスクを選択できる)
時間の量に対して、タスクの量が多すぎる。

例えば、取引先や会議などの
固定されたタスク以外の時間が2時間しかないのに、

やらなければならないことが5時間分あれば、
必然的に残業か(持ち帰り含む)、
残った分は翌日処理となります。

いずれにしても生産性は上がりません。

・自由に使える時間の量(可処分時間)を把握する
・可処分時間を増やすために辞めることを決める
・細切れ時間でも集めて大きなブロックを作る

このようなアクション(対策)を繰り返すと
可処分時間に対して適正なリストアップが
できるようになります。

(2)タスク処理にかけるはずの
予定時間をオーバーしている

資料作成には1時間としていても、
実際には2時間かかったのであれば失敗です。

見積もりが甘かったのであれば
次から改善できますが、

多くは集中できていなかったことから
余計に時間がかかってしまったのでは
ないでしょうか。

集中力の維持を妨害する原因を
取り除かなければ同じことの繰り返しです。

(3)終わりの時刻が決まっていない

とにかく片っ端から手をつけて、
終わった時が帰る時。

これではいつまで経っても
生産性なんて上がりません(自戒)。

終わり、つまり帰る時刻を決める
ということです。

これで可処分時間もはっきりします。

このようなことを継続していくと
成果も出ますし、

何より課題は仕組みで解決できる
ということがわかってきます。

となると、

やる気や根性、気合は貯めておき、
必要な時にだけ使うことができるので
無理なく残業削減ができる

というわけです。

________________

◆3・ 編集後記
________________

今日は10日連続、延べ12本登壇の2日目。

この期間は根性で乗り切ります。