業務終了後にも会社は責任があります。

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■ 音声付きメールマガジン【優先順位のツボ】■

2018.4.24 Vol.754

本日のテーマ:

業務終了後にも会社は責任があります。

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◆1・ 昨日のこと
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勤労学生の学校
大分市立エスペランサ・
コレジオで

社労士コースの授業が
始まりました。

仕事が終わった後の
疲れた体を引きずり、

勉強を続けるなんて、
本当に頭が下がります。

何とか合格までサポート
したいですね。

優秀な若い人が
この業界(社労士)で
活躍すれば、

もっともっと社会は良くなる

そう信じています。

登壇記録集計中21回目

参加者15名
(累計662名)

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◆2・ 業務終了後にも会社は責任があります。

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仕事が終わり退勤した後は、
社員が何をしようが、

基本的に会社は関知しません。

勉強しようが

飲みに出ようが

家族と過ごそうが・・・。

しかし、

そうも言ってられない
判決が出ました。

会社が関知していない
(と主張している)

宴会で起きた社員同士の
トラブルに

会社が責任を負うかどうかが
争われた裁判です。

地裁の判決では、
会社の使用者責任を認め、
賠償を命じました。

どのような状況
だったかというと・・・、

上司から忘年会に誘われ、
休みの予定だったが、

「参加するよね?」と
半ば強制だった。

カラオケ店での2次会で
同僚と口論になり、

暴行を受けて大けが、
その後、退職をしています。

会社は

「業務外の私的な会合で
会社に報告はなく、

そもそも忘年会も禁じていた。」

と主張しましたが、

裁判所は、

「1次会、2次会とも
仕事の一環だった。」

「会社が忘年会を禁じても
会社は使用者責任を負う。」

という判断をしました。

雇用するということは、
それだけの責任も負う
ということを

再認識させられる
厳しい判決でした。

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◆3・ 編集後記
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本日18時30分から、

創業者支援機関
スタートアップセンターの
セミナーに登壇します。

初めて雇用する経営者は
何に注意が必要なのか。

そんな話をします。