曖昧な指示で無駄な残業が発生するワケ

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■ 音声付きメールマガジン【優先順位のツボ】■

2018.4.17 Vol.747

本日のテーマ:

曖昧な指示で無駄な残業が発生するワケ

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◆1・ 昨日のこと
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今週は研修ウィーク。

昨日も、とある企業の
研修に登壇しました。

「後輩指導」がテーマです。

どの会社も社内の
コミュニケーションには
頭を悩ませているようですね。

登壇記録集計中19回目

参加者18名
(累計595名)

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◆2・ 本日のテーマ

曖昧な指示で無駄な残業が発生するワケ

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何を言っているのか、
イマイチわからない人の
特徴として、

表現が抽象的という点が
挙げられます。

とはいえ、

「具体的」に表現する
ということは、

口で言うほど簡単では
ありません。

大切なのは、

行動レベルで伝える
という意識です。

頑張れ!

一生懸命!

頭を使え!

気持ちはわかるけど、
これでは何をしたらいいのか
わからないのです。

例えば、

部下に資料の作成を頼むとき、

「なるべく早く」

これでは優先順位は低くなって
しまいます。

突然「もうできたか?」

なんて言われても困りますよね。

「金曜の午後から会議で
使うので金曜の11時までに
持ってきて」

これではどうでしょう。

具体的レベルは5段階の3
という程度です。

「水曜の11時までに、
ザックリでいいから作って見せて。

全体の構成が合っているかを
見たいだけだから、

細かい文章の内容までは
気にしなくていい。」

これだと「ザックリ」の意味も
伝わります。

意図が伝わっているのか
不安だったら、

「1時間後に作ったところまで、
一度持って来て。」

修正してもお互いに
ダメージが少ない程度の
時間を設定すると

良いでしょう。

曖昧な指示によって
発生する

「やり直し」ほど

無駄な時間はありません。

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◆3・ 編集後記
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「働き方改革」では
法律改正の動向に
目が離せませんが、

無駄な残業そのものを
減らすのは、

法律ではありません。