それでは離職は止められない。

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■ 音声付きメールマガジン【優先順位のツボ】■

2018.2.4 Vol.675

本日のテーマ:
それでは離職は止められない。

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◆1・ 昨日のこと
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県の軟式野球連盟の
総会に出席。

オブザーバー的な
参加なので、

議決権等はありませんが、
上部組織の動きを知る
というのは

大切だと感じました。

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◆2・ それでは離職は止められない。

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地方の中小零細企業に
とっては、

新規の採用も問題ですが、
せっかく入った社員が
早期離職してしまうのも

大問題です。

なかなか定着しない

一生懸命に仕事を教えても
覚えた頃に辞めてしまう

そんな悩みを抱える
経営者は、

少なくありません。

そこで、

給与や賞与の額を上げる

退職金制度を作る

特別休暇を与える・・・。

色々やってみたけれど、
何をやっても

退職を止めることが
できません。

こんな

もう少し早く相談して
くれたら良かったのに
と思うご相談も。

アメリカの臨床心理学者
ハーズバーグが提唱した

「動機づけ衛生理論」は、

人が仕事に満足感を感じる
要因(動機づけ要因)と

不満足を感じる要因
(衛生要因)は

全く別物であるとする
考え方です。

苦痛を避けようとする
動物的な欲求である、

衛生要因の部分を
どれだけ満たしても、

人間は不満足感が
減少するだけで

積極的な満足感を
増加させることはない。

簡単にいうと、

衛生理論を満たしても
トラブルが減るだけで、

仕事へのモチベーションは
上がらないというものです。

代表的な衛生要因は、

労働時間、
つまり過重労働だったり、

人間関係だったり。

実は、

この中には給与も含まれます。

給与の額を上げるのも
大事ですが、

やりがいのある仕事を
与えた方が、

定着率の向上に
つながるはずですね。

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◆3・ 編集後記
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月初の日曜日ということで、
1か月の振り返りも
行っています。

毎月やると決めたことで
先月できなかったことが
2つ。

雪でのスケジュール変更が
要因だと言い聞かせています。