ノー残業デー?今更だけど効果があった事例

_______________________

■ 音声付きメールマガジン【優先順位のツボ】■

2021.6.23 Vol. 1,910
本日のテーマ:

ノー残業デー?今更だけど効果があった事例

_______________________

このメールマガジンは音声でも配信しています。
ご視聴はこちらから・・・

 

________________

◆1・ 昨日のこと
________________

午前中は、事務所でタスク処理。

午後からは、よろず支援拠点での相談業務。

帰宅後、
娘と素振り(私はバット、娘はラケット)、
夕食後は妻とウォーキング。

いつもの平日でした。

2021年登壇記録集計中
35回目
参加者累計593名

2021年読書数集計中
5月18冊(累計64冊)

_______________________

◆2・ 本日のテーマ

ノー残業デー?今更だけど効果があった事例

_______________________

労働時間の上限時間を規制する
いわゆる働き方改革関連法の影響で、

時間外労働は減少傾向にあります。

しかしながら、相変わらず、
なかなか帰れないという職場も
少なくありません。

原因は様々で、

単純に仕事の量と人員のバランスが
悪いということもありますし、

経営者や管理職が帰らないので、
部下も帰れない空気感のようなものも
あります。

特に職人気質の強い職場は

「上司の俺が残っているのに
なぜ後輩のお前が先に帰るのか」という

負の伝統が受け継がれています。

賃金請求権の時効が3年に延び、
未払い残業代の請求リスクは
会社存続を脅かす存在になりました。

いずれ法律どおり5年になります。

経営者としては先送りしてはいけない
経営課題だというわけです。

残業削減の手法はたくさんあります。

その会社の現状に合わせて
提案していますが、

使い古された手法の1つに
「ノー残業デー」があります。

今更な感じもしますが、
先日支援した会社には効果バツグンでした。

まずは1日から始め、
効果があったので月2日に増やし、

そこで浮上した問題を解決し、
毎週水曜日はノー残業デーとしました。

これでかなり雰囲気が変わりました。

「この仕事が終わったら帰ろう」から

「定時まで(目標の時間まで)に帰るには
どうずればいいのか」

このように意識が変わったのです。

繰り返しますが、
残業削減の手法は山ほどあるので、

会社の現状に合わせて
取り組めばよろしいかと。

________________

◆3・ 編集後記
________________

今日は、農業分野の研修に登壇します。

労働法の例外が多く、
残業という概念も薄い産業に対して、

労働生産性について語ってきます。