最初から絞るのか、まずは片っ端から受けるのか。

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■ 音声付きメールマガジン【優先順位のツボ】■

2021.4.25 Vol. 1,851
本日のテーマ:

最初から絞るのか、まずは片っ端から受けるのか。

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◆1・ 昨日のこと
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土曜日の朝はサウナからスタート。

午前中は、事務所で仕事。

午後からは、社労士会の支部総会に出席しました。

これで支部の監事がお役御免。

八方美人の自分は「何事も経験」とばかりに
依頼があれば断ることなく
ほとんど全てを受けてきましたが、

パンパンになってしまったのと
本当にやりたい事に集中する為、
背負ったモノを数年がかりで整理してきました。

残るは来年の春に退任する
とある団体の理事のみです。

2021年登壇記録集計中
25回目
参加者累計451名

2021年読書数集計中
3月9冊(累計30冊)
※読書合宿11冊

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◆2・ 本日のテーマ

最初から絞るのか、まずは片っ端から受けるのか。

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この業界に身を置いて16年目。

独立して13年目という中堅程度の経験ですが、

試験に合格した、開業をする(した)という方から、
さて、これからどうすれば良いのかという相談が
寄せられることは少なくありません。

過去の職歴で人事や労務の部署にいた。
独立する前に社労士事務所などで
勤務の経験がある。

こんな方は少数派で、
未経験のまま独立という方がとても多いのが
業界の特徴です。

それでも何とかやっていけるのです。

行政協力という名のアルバイトや
社労士会が受託する事業の仕事も増えました。

だから、なんとか生活はできるとして・・・。

どんな社労士になりたいのかといった
目指す方向を決めることが優先順位のトップ。

何をすべきか
かなり変わるからです。

例えば、

一般的な社労士が目指す
行政手続きの顧問契約を主体とするなら
専用のシステムだって必要でしょうし、

1人では限界があるので、
職員を雇用することも視野に入れなければ
なりません。

他にも年金の専門家になるのか
給与計算や助成金を扱うのか

選択肢によって、

自宅以外に事務所は借りた方が良いのか

パソコンやプリンターはどうする。

車だって欲しいし・・・。

全てを準備するには
時間もお金も足りません。

一方で、印象に残らないと
仕事は増えないわけであって、

すでに同業の先輩が多数いる中で、
「何でもやります」では埋もれてしまうのです。

特に、手続き代行は
誰がやっても同じ結果になる(ならないといけない)
業務であって、

スピード、丁寧さが重要。

言い換えると「当たり前」なので、
差をつけにくいし、

頼む理由も必要です。

とはいえ、経験も無いのに
絞り込むというのは勇気もいるわけで、

だからこそ、

とりあえず一通りの業務をやってみる
という姿勢もアリでしょう。

そこから絞った業務で仕事が入ってくるように
ブランディングしていくと良いでしょう。

いずれにしても正解ですが、
決めてやるのと流されてやるのでは大違い。

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◆3・ 編集後記
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昨日はコロナの感染確認者(大分)が
過去最高を記録しました。

全ては想定内で準備を進めていく必要が
あるでしょうね。