経験が変われば役割も変わる。

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■ 音声付きメールマガジン【優先順位のツボ】■

2021.1.22 Vol. 1,758
本日のテーマ:

経験が変われば役割も変わる。

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◆1・ 昨日のこと
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午前中は、労災や雇用保険、
社会保険の扶養など社会保障の基本を
教えて欲しいとご依頼をいただき、

とある校区の放課後児童クラブの
先生方に講義をしてきました。

所得税と社会保険の扶養の違いなどの
質問が相次ぎ、

あっという間の2時間。

午後からは、

働き方改革に取り組んでいる企業の支援で
プロジェクトチームの会議に出席。

しっかりと効果は出ているようです。

それにしても、
リアルな仕事の多い一日でした。

2021年登壇記録集計中
8回目
参加者12名(累計156名)

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◆2・ 本日のテーマ

経験が変われば役割も変わる。

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顧問先を持つと
その企業の様々な問題に直面するので、

幅広い経験をすることができます。

開業前の2年弱と開業してから10年近くは、
手続きや労務管理の助言が主な業務でした。

これまで何度かお伝えしてきたように、
顧問契約というスタイルを辞めたことで、

一番心配していたのが、この「経験」

実際に、社会保険の資格取得や
雇用保険の喪失(離職票)手続きは
ここ数年やっていませんし、

電子申請に移行している今後は、
私は(手続きが)ほとんど
わからなくなるでしょう。

一方で、
講演や研修といった今の仕事スタイルは、
顧問契約では関われなかった
様々な業界と接点をいただき、

違う「経験」を積むことができています。

最も大きなメリットは、
その会社や業界の事例を知れること。

これを他の業界につなげることで
相乗効果を上げていくことができます。

例えば、担任制の保育園では

年次有給休暇が取りにくい、
特に連続休暇は難しい、

という傾向があります。

当たり前に取れている他の業界の事例を
紹介することでヒントになります。

逆に保育園の業界で工夫している
働き方もあります。

例えば、

子供から離れて事務作業をする
「ノーコンタクトタイム」は
他の会社でも必要な事例だと思います。

このように、私には

これだけ!といった専門的に
詳しい業界はありませんし、

手続き代行もしませんが、

業界をまたいで事例を伝えることが
可能なのです。

経験が変われば役割も変わる。

ご自分の役割を定期的に見直してみるのも
必要なのかもしれませんね。

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◆3・ 編集後記
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様々な業界と接点ができると、
労務管理に疎い業界があることもわかります。

放課後児童クラブ、農業

まだまだありますが、
意外に誰も(同業者が)やっていない。