なぜか目標が達成されない理由(その4)「そもそも何が問題なのか」

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■ 音声付きメールマガジン【優先順位のツボ】■

2020.10.24 Vol. 1,668
本日のテーマ:

なぜか目標が達成されない理由(その4)
「そもそも何が問題なのか」

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◆1・ 昨日のこと
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一日断食明けの朝。

スープとヨーグルトからスタートし、
徐々に胃を回復させていきます。

タスク整理のため立ち寄った
コーヒーショップのモーニングで
お腹いっぱい。

午後からは、
よろず支援拠点での相談業務。

夕方から臼杵に移動して、
創業支援セミナーに登壇。

人数が少なくても反応が良いと
充実感がありますね。

2020年登壇記録集計中
53回目
参加者4名(累計1,503名)

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◆2・ 本日のテーマ

なぜか目標が達成されない理由(その4)
「そもそも何が問題なのか」
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あるべき姿と現状との差が「課題」であり
その課題を解決するために「目標」を設定し
目標をクリアするための行動が「対策」

さて、なぜか目標が達成されない理由の4日目は
「そもそも何が問題なのか」です。

えっ?と思った方も多いでしょう。

実は、問題の捉え方によって
目標や対策が変わるのです。

これについては、以前、

「子供がカギを忘れて学校に行きました。」
http://simmer-ex.com/bkn38983/priority/1608

でも配信しました。

そもそも何が問題だったのかと考えると、

カギを忘れたことが問題だったのか

家に入れなかったことが問題だったのか

連絡がつかなかったことが問題だったのか

こんな候補が挙げられます。

となると、

今後、カギを忘れないようにしたいのか

カギを忘れても安心できる仕組みが必要なのか

取るべき対策の方向性が変わります。

同様に、

「離職者が増えたので減らしたい」という
課題があったとして
(こういう相談は多いです)

なるべく長く継続勤務して欲しい
という「あるべき姿」があり、

1か月で3人辞めた
という見たくない「現状」があります。

そこで目標や対策を検討するわけですが、

給与や賞与を増やそう

評価制度を作ろう

残業を減らそう

短期的な効果として手っ取り早い
こんな対策をやってしまうのです。

ここで、

そもそも(早期離職の)何が問題なのだろうか。
という視点が必要。

手が回らない(シフトが組めない)ことなのか

職場の雰囲気が悪くなることなのか

採用にかかるコストなのか

はたまた、ノウハウの流出なのか

よくよく考えてみると
採用にかかるコストが一番の問題だと
認識したとして、

ミスマッチを防ぐ求人募集や
面接方法の見直しから着手するということだって
できます。

もちろん、募集にかかわる費用だけではなく、
新入社員に教育する先輩社員の労力といった
目に見えないコストも含めて減らすには

様々な対策が考えられますね。

問題の本質も見誤ると、

効果の無い(薄い)対策を
延々とやり続けることになるというわけです。

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◆3・ 編集後記
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目標達成は技術(テクニック)です。

やる気や根性ではありません。

考え方を理解し、やり方を体得すれば
誰にでもできることなのです。