大人の時間割の作り方(その4)
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■ 音声付きメールマガジン【優先順位のツボ】■
2020.9.30 Vol. 1,643
本日のテーマ:
大人の時間割の作り方(その4)
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◆1・ 昨日のこと
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午前中は他の予定が入らないように
ブロックしていたので
予定どおり
ひたすら事務作業。
午後からは別府に移動して
講演に登壇しました。
テーマはシニア人財の雇用促進について。
70歳までの就業機会の確保措置といった
法改正も行われていますが、
高年齢者の活用については、
これから真剣に取り組まなければならない
課題と言えます。
夜は、Zoomで勉強会に参加。
長い1日でした。
2020年登壇記録集計中
47回目
参加者10名(累計1,388名)
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◆2・ 本日のテーマ
大人の時間割の作り方(その4)
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時間割(段取り)をなぜ作るのかと聞かれれば、
私だったら「生産性を上げるため」と答えます。
では、生産性って何でしょう。
日本生産性本部は
「生産諸要素の有効利用の度合い」
と定義しています。
本当に大切なこと、
特に「急がないけど重要なこと」に、
なるべく多くの時間を投入すること
そのように解釈しています。
その為には、「本当に大切なこと」が
明確になっていなければなりませんし、
「やらなければならないこと」を
効率化することで、
大切なことに投入できる時間が増える
というわけです。
なので、時間割を作らないと
生産性は上がりません。
例えば、体育が好きだからといって、
午前中に体育をして、お昼に給食を食べ、
苦手な算数を午後イチにやったら
眠くなるに決まっています。
時間はコントロールできます。
正確には、自分の「行動」を
コントロールしているのですが、
時間をブロックすることで
コントロール能力が向上します。
私は3種類の時間帯をブロックしています。
まずは「月曜日の午前中と金曜日の午後」
週のスタートである月曜日の朝を
緩やかに立ち上がることで、
日曜日の夜に気分が落ち込まないように
なりますし、
土日の問い合わせ分を処理する時間も取れます。
一方で金曜日の午後は「自分時間」として
サウナに行ったり、
翌週の予定を立てたり、
状況によっては
急ぎのタスクに使ったりしています。
2つ目は、「ブラたけし用」
1か月に1日、平日をブロックしています。
会社員生活が長かった私は、
平日に仕事をしていないと
誰かから怒られるのではないかと
思い込んでいました。
自由になるために独立したのに。
そういった無意識の思い込みを変えるため、
ブラブラする時間「ブラたけしの日」を
実行するために時間をブロックしています。
最後の3つ目は、「作業時間の確保のため」
1週間先までの2時間以上空いた時間帯を、
ブロックしています。
あらかじめ、
どの日に何のタスクを処理するかを
決めておくことで、
リストアップした今日のタスクに
集中ができるのです。
せっかく作った時間割の実行性を
高めるためにも
手帳の時間帯を蛍光ペンで囲むだけの
簡単なやり方ですが、
効果抜群な時間のブロックをオススメします。
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◆3・ 編集後記
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時間割を作らずに日々を過ごしてしまうと、
どうしても「急ぎ」の用事に
振り回されてしまいます。
自分の大切な時間を守るのは
他ならぬ自分自身です。