コミュニケーションに有効な「当たり前」を知る

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■ 音声付きメールマガジン【優先順位のツボ】■

2020.9.16 Vol. 1,629
本日のテーマ:

コミュニケーションに有効な「当たり前」を知る

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◆1・ 昨日のこと
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初めて後輩や部下を持つ勤続年数の、
いわゆる中堅職員を対象とした研修に登壇。

テーマは「初めての部下指導」です。

日頃の忙しい業務に紛れて
なかなか学ぶ機会の少ない指導法を

ケーススタディを交えてお伝えしました。

2020年登壇記録集計中
41回
参加者22名(累計1,124名)

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◆2・ 本日のテーマ

コミュニケーションに有効な「当たり前」を知る

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私はバブル時代末期に新卒で入社した年代です。

当時、

流行っていたのは「24時間戦えますか?」を
キャッチフレーズにした栄養ドリンクのCM。

働き方改革、労働生産性の向上が
キーワードの現代では

ちょっと放送できないでしょう。

もう少し前の昭和50年代で
流行っていたのがドリフターズ。

当時の番組は、今から観ると
セクハラ・パワハラのオンパレードでした。

でも、当時は、それが笑いだったんです。
今の常識で当時の人を責めることなんて
できません。

「男は仕事、女は家庭」

今では人権的にも男女共同参画的にも
“悪”とされる性別役割分担意識の
代表的な考え方です。

「そう思わない」という数値を増やそうと
自治体は施策を講じています。

繰り返しになりますが、
当時は、それが「当たり前」だったんです。

その頃、家庭より仕事を優先させて
頑張った人々を非難はできません。

ある意味で国策でもありましたし。

1つの会社で定年まで働くということが
「当たり前」ではなくなった今、

かなり年上の部下を持つ管理職も
多いことでしょう。

時代の「当たり前」を知ることは
世代間コミュニケーションにも有効だと

いうわけです。

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◆3・ 編集後記
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昔の私を知っている方にしてみれば

「部下指導」の研修なんて
イメージできないテーマでしょうが、

経験は価値に変わるものなのです。
あはは。