オキテを明文化してみる価値

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■ 音声付きメールマガジン【優先順位のツボ】■

2020.9.15 Vol. 1,628
本日のテーマ:

オキテを明文化してみる価値

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◆1・ 昨日のこと
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中小企業の支援をしている団体の
職員さんを対象とした労務管理研修に登壇。

適切な労務管理の目的の大部分は、
正しい給与計算をするためにあります。

なので、

実務に加えて、給与計算の基礎を
ワークを交えて解説しました。

もちろん、
例外やグレーゾーンはありますが、

法律的に正しいか間違っているか、
つまり、知っているか知らないか

という研修は、答えが
ほぼ1つしかないので

最も好きな、そしてやりやすい
テーマの1つでもあります。

2020年登壇記録集計中
40回目
参加者36名(累計1,102名)

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◆2・ 本日のテーマ

オキテを明文化してみる価値

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太古の昔。人類は洞穴のような場所に住み、
少人数のグループで行動していたと言われます。

農耕が始まるずっと前なので、
男性か狩りに出かけ、女性は住み家を守ることが
中心でした。

そのグループには、不文律の掟(オキテ)が存在し、
掟破りに待っていたのは“死”だったようです。

掟を守らない人間がいると
グループ全体に危険が及ぶから、

仕方が無かったのでしょう。

現代は、そんなことはありませんが、
掟破りは存在します。

明文化されたものは就業規則(懲戒規定)、
しかしながら、不文律もあります。

表現が適切ではないかもしれませんが
「地雷」です。

どこに埋まっているのかわからず、
触れたら爆発します。

私は、娘が生まれたことで、
初めての子育てを経験しました。

ある時、少し疲れ気味の妻に
「何か手伝うことない?」と言ったところ、
逆鱗に触れました。

妻曰く、
「『手伝う』って、当事者意識が無い!」
ということです。おっしゃるとおり。

パパ友(子育ての先輩)に聞いたら、
「手伝うとか、育児に参画するとか、
言っちゃダメな言葉だよ」と教えてくれました。

まさに地雷です。

「それ、先に言ってよ」という気持ちでした。

職場でも、一番やっかいなのが、
明文化されていない暗黙のルール。

つまり、地雷の場所です。

あの課長は提出期限を過ぎたらキレる。

この部長は報告を怠ったら怒鳴る。

社長は5分以上遅刻をしたら荒れる

・・・などなど。

作るのはなかなか難しいとは思いますが、

上司の取扱説明書があれば
パワハラ防止になるだろうなと
本気で思うのでした。

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◆3・ 編集後記
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娘が保護した子ネコを
病院に連れて行きました。2回目です。

1週間前に受診した際に
ノミ駆除の薬を塗ってもらったことで、

劇的に(ノミが)減っていました。

次は1か月後に病気の検査をします。