全方位型の職場活性化施策が必要なワケ

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■ 音声付きメールマガジン【優先順位のツボ】■

2020.8.20 Vol. 1,603
本日のテーマ:

全方位型の職場活性化施策が必要なワケ

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◆1・ 昨日のこと
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午前中は事務所で研修の資料作り。

午後からはZoomミーティングを2件。

なんとまあ平和な一日でした。

2020年登壇記録集計中
34回
参加者累計988名

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◆2・ 本日のテーマ

全方位型の職場活性化施策が必要なワケ

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コロナ騒動に紛れてしまっていますが、
働き方改革への対応も急がれるところです。

この働き方改革実行計画は
9つのテーマで構成されています。

非正規雇用の処遇改善

賃金引上げと労働生産性向上

長時間労働の是正

柔軟な働き方がしやすい環境整備

病気治療、子育て・介護との両立等

外国人材の受入れ

女性・若者が活躍しやすい環境整備

教育環境の充実

高齢者の就業促進

これをまとめると、

年齢性別問わず多様な人材が活躍できる
職場作りの推進というところです。

それは労働力人口の激減という
切実な問題に直面している現状もあります。

昨年の出生数は約86万人。

数年前に100万人を切ってから
あっという間に90万人も下回りました。

そこで、一億総活躍を目指す
働き方改革というわけなのですが、

残念ながら行政は縦割り。

女性活躍と高齢者の部署が違うので、
それぞれが別の動きをしています。

しかしながら、

どうであれ、現有社員全体の満足度が
上がらなければ、

管理職に登用する女性を増やしたり、
シニア世代の採用を増やしたりしても、

効果はありません。

なぜなら、対象者を絞ってしまうことで、

自分には関係無いという
傍観者を増やしてしまうからです。

(大切なことですが)育児を行う世代だけに
手厚い福利厚生を導入したり、

「お互い様」という押し付けのワードで
誤魔化しても

結局はシラケてしまうのです。

全社一丸となって進むには、

年齢性別問わず、全方位型の
職場活性化施策を行なうべき。

そう考えると、地道に面談をして
全社員と向き合ったり、

目配り気配り心配りをすることが

実は大事なのだと改めて感じています。

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◆3・ 編集後記
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変形労働時間制は、
原則の法定労働時間を理解していないと、

意味が全くわかりません。

知らない人に基礎から教えるのは
本当に時間がかかるわけで、

創業と税務・労務の学習機会は
同時に行うべきだと思っています。

同じように、

初めて親になる人にプレパパプレママ講座の
受講を必須にすれば、

少しは児童虐待が減るのではないかとも
思っています。