シートベルトをしないと違和感しかない今

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■ 音声付きメールマガジン【優先順位のツボ】■

2020.8.9 Vol. 1,592
本日のテーマ:

シートベルトをしないと違和感しかない今

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◆1・ 昨日のこと
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小学生の野球チームに対して、
タイムマネジメント講座を実施しました。

小学生に「時間の使い方」と説明しても
ピンとこないので、

今回は「試合に勝てるチームワークと
時間の使い方」と

アプローチを変えました。

今は理解できなくても、

時間のことを考える
キッカケになればいいなと思います。

2020年登壇記録集計中
32回目
参加者8名(累計936名)

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◆2・ 本日のテーマ

シートベルトをしないと違和感しかない今

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野球でもサッカーでも
スポーツにはルールがあります。

決められたルールの中で
競いあうことが楽しいわけで、

だからこそ、

みんなルールは守ります。

サッカーでキーパー以外の選手が
手を使ったら反則です。

手を使っても良いのであれば、
それはもはやサッカーではありませんし、

野球で打者が打ったら1塁でも3塁でも、
はたまた2塁でも走って良ければ

面白くないのです。

そして、ルールを簡単に破られたら
面白くないので、

ルール違反とペナルティは
セットになっています。

野球の審判をしていて判断が難しい時も
ありますが、

故意であろうがなかろうが、

妨害が起きたのであれば
ルールを厳格に適用し、

妨害をされた側の不利益を
取り除く必要があります。

やったモノ勝ちになると、
秩序が乱れてくるからです。

学校では校則があるように
職場には就業規則やマニュアル、
作業手順書などのルールがあります。

ルールを無視して、

営業担当が限度以上に値下げして
業績を上げたり、

食品製造で手順を無視して
異物を混入させたら、

エライことです。

ルールを守らない(守れない)人には
共通項があるように思います。

最も多いのは「忘れる人」

悪気は無いけれど
何度確認しても忘れる人はいます。

これには、
仕組みで解決するという視点が必要です。

退勤前にやらなければならない事を
忘れる人が多いので、

誰にでも見える大きなボードに
タスクを書いて貼っておいたら

忘れる人が減りました。

ルールを軽く考えている人もいます。

これには繰り返し伝えるということと

重要性を認識してもらうために、
ペナルティ(失うもの)とのバランスを
理解してもらうことが重要です。

意識的にルールを破る人もいます。

ルールの方がおかしいという人です。

そもそもルールの設定が悪い
という場合もあります。

ルールも定期的に見直す必要が
ありますしね。

こういうタイプには、
ルール改正の手順を明確にすることで
解決する場合があります。

小さなルール違反を見逃していると、
そのうちそれが当たり前になって

良くも悪くも習慣化してしまいます。

以前は、

車の助手席では
シートベルトをしていませんでした。

今ではどうでしょう。

していないと身体が落ち着かないのでは
ないでしょうか。

ルールを順守した結果、
習慣になったものです。

このように
良い方向で習慣にしたいものですね。

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◆3・ 編集後記
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昭和22年に施行された労働基準法は、

ここにきて初めて、
働き方改革の流れですが
労働時間に上限規制が入りました。

ペナルティ(罰則)とセットにすることで
労働時間が減るのは間違いありませんが、

それが習慣になるかどうかは
疑問視しているところです。