今も昔も誰かが傷ついているという現実

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■ 音声付きメールマガジン【優先順位のツボ】■

2020.5.10 Vol. 1,501
本日のテーマ:

今も昔も誰かが傷ついているという現実

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◆1・ 昨日のこと
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ここ最近、朝5時過ぎから
ウォーキングをしています。

夜も悪くありませんが、

朝日を浴びながらの朝ウォーキングは
本当に気持ちが良いものです。

で、昨日は調子に乗って、

いつもは30分程度のところを
1時間歩いたら、

まあまあの疲労感が残ってしまいました。

朝から疲れるほど運動してはいけませんね。

その後、14時過ぎまで事務所で仕事。

家族が出かけている土曜日の午後は
「自分時間」として確保しています。

野球は5月末まで自粛するということで、
このような週末がしばらく続きそうです。

2020年登壇記録集計中
23回
参加者累計824名

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◆2・ 本日のテーマ

今も昔も誰かが傷ついているという現実

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新型コロナウイルスの影響で
私たちの生活は一変しました。

職場での働き方も大きく変わろうとしています。

これまでほとんど進んでいなかった
テレワークも、

やってみたら意外に便利で簡単だった
という声を多く聞きます。

政府の専門家会議が
「新しい生活様式」として、

名刺交換すらオンラインを推奨している
という状況では、

この騒動が落ち着いても
元どおりの生活にはならないでしょう。

良くも悪くも私たちは無意識の思い込み
(アンコンシャス・バイアス)の存在に
気づかされたからです。

新型コロナウイルスによる肺炎で亡くなった
志村けんさんがメンバーだった
ドリフターズの番組は、

私も幼い頃から大笑いして見ていました。

「8時だよ!全員集合」
「ドリフの大爆笑」

また、ドリフではありませんが
「バカ殿」など

追悼番組で流れた当時の映像を
今になってよく見ると、

セクハラやパワハラのオンパレード。

当時はそれが笑いだったことに
気づかされます。

しかしながら、

その当時も今も傷ついている
誰かがいるのは変わりがありません。

「来客のお茶出しは女性の仕事だ」
「男性は子供が生まれても残業できる」

このような言動は
無意識に口から出てくるものです。

悪気は無くても今ではハラスメントと
言われる時代になったのですから、

意識改革は誰もが必要だというわけです。

でも、無意識を変えることは本当に難しい。

なぜなら、まさに“無意識”だからです。

私も無意識に人を傷つけないよう、
かなり注意して言葉を使っています。

例えば、入学試験でもよく使われる
“足切り”という言葉。

発信側は何とも思っていなくても、
不快に思う方もいるはずです。

基準点やボーダーラインでも伝わるなら
言い換えるべきだと私は思います。

相手を傷つけようと発した言葉ではないのに、
傷ついている人がいる

という現実に気がつかなければなりません。

無意識でも誰かを傷つける言葉が
自然と無くなっていくことが、

より良い社会のバロメーターと
言えるのではないかと思っています。

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◆3・ 編集後記
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メールマガジンは、
500日後の2千号に向けて、

リ・スタートしました。

引き続き、よろしくお願い致します。