具体的に伝えるのって実はかなり難しい。

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■ 音声付きメールマガジン【優先順位のツボ】■

2020.5.7 Vol. 1,498
本日のテーマ:

具体的に伝えるのって実はかなり難しい。

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◆1・ 昨日のこと
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ゴールデンウィークの最終日。

朝のルーティンとウォーキングの後、
午前中は事務所で仕事をし、

午後からは自宅の整理。

夕方は子供と「なわ跳びチャレンジ」

昨日の時点では
目標だった二重飛び連続50回は
未達成に終わりました。

週末までにはなんとかしたいものです。

結局、なわ跳びと整理で終わった
ゴールデンウィークでしたが、

例年は野球ばかりだったので、
家族とのんびり過ごせた
思い出に残る連休となりました。

2020年登壇記録集計中
23回
参加者累計824名

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◆2・ 本日のテーマ

具体的に伝えるのって実はかなり難しい。

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子供が学校から帰って来た後に行う
定型的な行動をリストにしています。

その都度、考えなくても良いように、
そして漏れが無いようにするのが目的です。

そのリストの中に、

「連絡帳や保護者宛ての書類を出す」
という項目があります。

ところが、

出したり、出さなかったり、
出しても、どこに出したかわからない
といったことが続いたのです。

“どこに出すか”を決めていなかったのが
不安定な原因だったので、

ボックスを準備し、ここに出すと決めたら、
改善されました。

家族でさえ、

具体的に伝えないと伝わらないわけですが、
これがなかなか難しい。

そもそも人によって「具体的」の
レベルも違います。

誰もが同じ受け取り方をするように伝える。

伝わったかどうかを動作で確認する。

分別用のゴミ箱のように
見ればわかるようにする。

・・・などなど。

状況によって使い分けましょう。

日常会話では

「この事を伝えようとしているんだな」と
想像をしながら話を聞きます。

ですが、これがズレるのです。

コミュニケーション不全は、

感情的なトラブルや
無駄な手戻り(やり直し)につながります。

例えば、

ハラスメントの相談体制を構築する時に
「困ったことがあったら何でも相談してよ」
というレベルでは意味がありません。

このような言動を受けたら
ここに相談して・・・。

具体的に明示しなければ、
ほとんどの人は動けないのです。

「頼んだ書類をなるべく早めに仕上げて」
ではなく、

「金曜日の午後から会議で使うから、
水曜日の12時までに一度見せて」

これぐらい具体的に言わないと
伝わりません。

具体的に伝えることは
実はかなり難しいというわけです。

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◆3・ 編集後記
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聞き手としても

「『あれって』何ですか?
具体的に言ってくれないとわかりません!」

こんな言い方ではトラブルになりますよね。

そこはお互い様ということで、

「この書類でしょうか。」と
確認してから進めましょう。

思い込みには要注意。