マルチタスクという何となくカッコイイ言葉の罠

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■ 音声付きメールマガジン【優先順位のツボ】■

2020.5.1 Vol. 1,492
本日のテーマ:

マルチタスクという何となくカッコイイ言葉の罠

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◆1・ 昨日のこと
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休日明けということもあり、
なんとなく月曜日のような雰囲気の金曜日。

ゴールデンウィークだからなのか、
ステイホームしているのか、

世の中は静かな感じがします。

そんな中でも午後からは、
よろず支援拠点での相談業務でした。

連日、雇用調整助成金の相談は多く、
Zoomを使っての相談も慣れました。

緊急事態宣言が延長されるであろう状況で、
専用の携帯電話も支給されました。

5月からは、

在宅でのオンライン相談も
始まるかもしれません。

2020年登壇記録集計中
23回
参加者累計824名

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◆2・ 本日のテーマ

マルチタスクという何となくカッコイイ言葉の罠

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マルチタスクというと
仕事ができる人の代名詞のように
言われたりもしますが、

同時に複数のタスクをこなす
という意味でなく、

正確には、

同時に複数のプロジェクトを
持っている(進行している)

ということかなと思っています。

少なくとも
同時進行で複数のタスクを作業し、

メールが来れば即対応

携帯電話が鳴れば即対応

来客にも即対応

・・・。

こういう意味ではないはずで、

これでは、今、何をやっていたかも
忘れてしまうでしょう。

結果的に、効率が悪いのです。

机の上には、
取りかかっている仕事を1つだけ。

携帯電話は音が(バイブも)
鳴らないようにして伏せて置く。

メールはポップアップ通知を解除。

最も集中しなければならないタスクは

1時間程度で良いので、
会議室など1人で作業できる環境を作る。

その他、気が散る要素を極力排除した方が
生産性は確実に上がります。

メールや電話の返信は、
時間を決めてまとめてやれば良いのです。

マルチタスクというシロモノは、
実はカッコ悪い行為だというわけです。

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◆3・ 編集後記
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ポモドーロテクニックをご存じでしょうか。

25分間は集中して仕事、
5分間を休憩、

これを4セット繰り返したら、
少し長め(25分から30分)の休憩を取る。

集中力が長持ちするテクニックです。

私は事務所内ワークの場合、

45分集中して仕事、
15分休憩を1セットとしています。

ここでもストップウォッチは使えます。