プロ棋士が労働者だったら・・・。

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2017.6.27 Vol.453

本日のテーマ:プロ棋士が労働者だったら・・・。

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◆1・ 昨日のこと
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午後は、よろず支援拠点での
相談業務。

終了後も、企業での相談。

働き方改革だとか、
同一労働同一賃金だとか

言葉自体も

意外と知られていないのが
現実なんですね。

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◆2・ プロ棋士が労働者だったら・・・
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将棋の新星といえば
藤井聡太4段。

とうとう昨日の対局で、
公式戦の最多連勝記録を
更新しました。

負け無しです。

とんでもない中学生が
出てきたものです。

陸上でも、卓球でも、
若い人の活躍を見るたびに、

まだまだ負けていられないと、
逆に勇気をもらえるから
不思議ですね。

さて、藤井聡太4段は14歳、
つまり中学生です。

そもそも、

労働基準法上の労働者
なのかという問題はありますが、

仮に労働者だったとすれば、
様々な制限があります。

区分としては、

20歳未満が未成年

18歳未満が年少者

そして、

15歳の年度末までが児童

例えば児童だとすると、

非工業的業種の仕事だけ可能で、

修学時間外のみ

労働基準監督署の許可も
必要です。

また、戸籍証明書などの
年齢を証明出来る書類、

学校長の証明

親権者の同意書なども
備え付けなければなりません。

法定を超える労働や
22時以降の深夜労働も禁止。

ということは、
深夜の対局は出来ないわけです。

日本将棋連盟によると、
棋士は個人事業主という
ことなので、

労働者ではないという立場です。

そりゃそうでしょうね。

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◆3・ 編集後記
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今日明日は、

自治体の職員さん向けの
研修です。

今週は

他にもハラスメント研修、
タイムマネジメント研修と
立て続け。

若い人に負けずに
張り切っていきます。