ハラスメントの相談でサンドイッチ?

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■■ 音声付きメールマガジン「優先順位のツボ」 ■■

2017.5.29 Vol.424

本日のテーマ:ハラスメントの相談でサンドイッチ?

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◆1・ 昨日のこと
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全日本学童の県予選
2日目。

どの試合も1点を争う
ビリビリした展開の
試合ばかりでした。

いよいよベスト4が決定。

来週には県代表が
決まります。

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◆2・ ハラスメントの相談でサンドイッチ?
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ハラスメントの相談を
受けた場合、

まずは、

被害者の意向を
確認しなければ、

全ては進みません。

話を聞くだけで良いのか

配置転換
それも加害(行為)者を
異動させて欲しいのか、
自分なのか、

はたまた

懲戒解雇まで視野に入れて
いるのか。

もちろん、

希望に沿えるような
処分等になるのかを、
簡単に約束しては
いけませんが、

逆に求めている以上の
対応をすることで、

被害者を傷つけること
だってあります。

次に必要なのは、
相談体制の確立です。

どのように、誰が、
ヒアリングして
事実関係を確認するのか。

対策委員会や懲罰委員会等で
何を審議し、

何を根拠にどのような
判定をするのか。

その場の思いつきで
行うのではなく、

キッチリとした
ワークフローが必要です。

懲罰委員会等では、
複数の人の公平公正な
意見交換も求められます。

なぜ、こんなにも
慎重に対応するのか
というと

懲戒の程度が不当だと、
逆に加害者から
会社が訴えられるケースも
あるからなのです。

被害者と加害者の間に
サンドイッチ状態になって、

担当者が精神疾患に
でもなれば、

目も当てられません。

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◆3・ 編集後記
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いよいよ、

労働保険の年度更新が
スタートします。

社会保険労務士にとっては
一番忙しい時期でも
ありますが、

段取りを整え、

乗り切っていきたいと
思います。