ポイントはそこではない

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■■ 音声付きメールマガジン「優先順位のツボ」 ■■

2017.5.10 Vol.405

本日のテーマ:ポイントはそこではない

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◆1・ 昨日のこと
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GW明けの5月から
6月にかけては、

ありがたいことに
セミナーや研修の
ラッシュ。

昨日は資料作りに
没頭していました。

最近では、

資料と受講者の評価には、
関連性がほとんど無い
ということを

実感していますが、

それでも
推移データ的なものは、

言葉より画面に映した
方がインパクトは
あります。

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◆2・ ポイントはそこではない
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2.65%

これって何の数字
でしょうか。

わかった方はスゴイ!

実は、

男性の
育児休業取得率です。

国は、

2020年までに
13%を目標にして
います。

10年前が0.50%
でしたから、

ジワジワと上がっては
いるものの、

目標達成には、
ほど遠いのが現実です。

男性が育児や家事を
行うのは当たり前。

だって父親だもの。

昭和や平成初期とは
違い、

ここ10年くらいで
そのような社会的風潮が
高まっているのは
感じています。

それでも、

社員数の少ない
中小企業には、
ハードルが高いのも
現実。

取得しづらい職場の
雰囲気を改善するため、

国は、

男性社員の
育児休業利用状況を
公表するよう

企業に義務付ける
という案を検討している
ようですが、

残念ながらポイントは
そこではありません。

一般職の国家公務員を
対象にした人事院の
調査結果では、

育児休業を取れる
状況にもかかわらず、
取得しなかった
多くの男性職員は

「妻がいるので取る
必要が無いと思った。」

と回答したそうです。

これは民間でも同じ
でしょう。

つまり、

私も含めて男性自身が、

本心から育児に関わりたい

と思わない限り、
育児休業取得率なんて
上がっていかないと
いうことです。

もちろん、

そこが
(人の気持ちを変えるのが)
一番難しいわけですが。

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◆3・ 編集後記
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ご依頼をいただく
研修の中では、

タイムマネジメントが
一番好き。

自分自身が
もがき苦しんできた
からです。

今月も

県職員160名を
対象にした研修に
登壇します。